第四回AIアートグランプリ 作品募集開始
2025年8月1日より、『第四回AIアートグランプリ』の作品エントリーが始まります。このグランプリは、人間の表現手段としてのAIの積極的な活用を目指し、アーティストやクリエイターを育成することを目的としています。今回は「きせき」というテーマが設定され、より多くの作品を集めるために5部門に分かれての応募が可能です。
応募部門とテーマ
応募部門は以下の5つです。
- - 動画短編部門(5分以内)
- - 動画長編部門
- - 静止画部門(絵画や造形物を含む)
- - 娯楽部門(マンガ、音楽、インスタレーション、インタラクティブアート、ゲーム、ハード、パフォーマンスなど)
- - 技術革新部門(クリエイティブに役立つツールやテクノロジー)
特に今回のテーマ「きせき」は、AIを活用した新たな創造性を引き出す大きなチャンスとなります。行政や法律も整備されつつある中、AIモデルの利用を通じて、より自由で独創的な作品が期待されています。
応募に際しての条件
今回のコンペティションに応募するには、いくつかの条件があります。まず、作品はAIを利用して生成されたものでなければなりません。さらに、応募者は自身が利用したAIモデルや生成過程を詳細に開示する必要があります。特に、プロンプトやファインチューニングに使用したデータセットなどの情報が求められます。また、AIによる生成物に対して人間が何らかの加工を施していることが求められ、技術革新部門についてはこの限りではありません。
審査基準と賞
審査基準は多岐にわたり、AIを用いた独創性や人間らしい表現の活用が特に重視されます。応募された作品は、厳正に審査され、以下のような賞が用意されています。
- - グランプリ(1作品):賞金15万円/副賞:GALLERIAデスクトップモデル
- - 準グランプリ(1作品):賞金10万円/副賞:GALLERIAノート
- - 審査員特別賞(1作品):賞金5万円
- - 最優秀賞:賞金3万円
- - 優秀賞:賞金2万円
- - THIRDWAVE賞:賞金5万円/副賞:次回のAIフェスティバルのキービジュアルに採用
審査委員と開催イベント
審査委員長には著名なメディアアーティスト、河口洋一郎氏が就任。彼はAIの力を利用した新たな創造性を期待しており、今回のイベントが多くの才能を発掘するきっかけになると述べています。審査結果は、11月8日開催の『AIフェスティバル 2025 Powered by THIRDWAVE』にて発表されます。
最後に
今回のAIアートグランプリは、技術の発展と共に新しいアートの可能性を広げるものです。詳細な応募要項は公式ウェブサイトにて確認できますので、アーティストやクリエイターはぜひ応募を検討してみてください。新たな表現の力を引き出し、未来のアートシーンを一緒に形成していきましょう。詳しくは
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