「The Great Wave」初演
2026-01-29 19:04:33

スコットランドで世界初演のオペラ「The Great Wave」特別展示も同時開催

スコットランドでの新しい文化体験



2026年2月、スコットランドで葛飾北斎の生涯を描いたオペラ「The Great Wave」が世界初演を迎えます。このオペラの舞台美術制作に協力するのは、東京都新宿区に本社を置く株式会社NTT ArtTechnologyです。また、オペラの上演会場のTheatre Royal GlasgowやFestival Theatre Edinburghでは、北斎の魅力を深める特別展示「Digital × Hokusai in Scotland」が行われます。

1. 背景と目標



NTT ArtTechnologyは、デジタル技術を駆使した新しい文化芸術の体験を提供する「分散型デジタルミュージアム構想」を目指しています。その一環として、北斎をテーマにした「Digital×北斎」プロジェクトを、株式会社アルステクネと共に進めてきました。これにより、多くの人々が身近に北斎の作品を体験し、彼の生涯や創作活動への理解を深めることを期待しています。

2022年から始まったプロジェクトでは、NTT ArtTechnologyが蓄積した知識や技術を基に、ロンドン在住の作曲家藤倉大と脚本家ハリー・ロスの協力のもと、新作オペラ「The Great Wave」の舞台美術を制作することになりました。

2. オペラ「The Great Wave」の概要



このオペラは、北斎の人生を題材にしており、2026年2月にスコットランドで初めて上演されます。演出は、公益財団法人静岡県舞台芸術センターの芸術総監督でもある宮城聰が担当します。彼は、2025年に開催された「北斎とジャポニスム コンサート」の演出を務めた実績があります。このオペラの舞台美術には、北斎作品の中から選ばれた約80点が使用され、各シーンに応じた美しいビジュアルが展開される予定です。

北斎の作品が舞台に生かされることで、彼が追求した多様な表現や創作への熱意が観客に伝えられます。新たな発見や感動が待ち受けていることでしょう。

3. 特別展示「Digital × Hokusai in Scotland」



オペラの上演と同時に、約50点の北斎作品が展示される特別展示が行われます。展示内容は、舞台美術に使用される作品だけでなく、彼の画家としての重要な作品も含まれています。また、デジタル技術を用いて作成した複製画や解説付きパネルなど、楽しみながら北斎の世界に浸れる仕掛けがいっぱいです。展示はインタラクティブな要素も取り入れ、来場者がより深く北斎の作品に触れることができるようになっています。

展示の進行に合わせて一部の作品が変化する企画も予定されており、訪れる人々に新しい驚きを提供することが期待されています。さらに、宮城聰によれば、オペラの前半部分では、北斎が「冨嶽三十六景」の制作に至る過程が描かれ、後半では肉筆画に注力した時代が特集されるとのことです。これにより、観客は北斎がどのように芸術への探求を深めていったのかを目の当たりにすることができるでしょう。

結論



「The Great Wave」の制作と特別展示は、単なるオペラの上演を超えて、北斎の芸術の深層に触れる機会を提供します。北斎の作品を通して、日本文化を世界に発信し、観客に新たな感動を与えるこのプロジェクトは、文化交流の重要な一歩と言えるでしょう。私たちが楽しみにしているこの新しい試みが、どのように実現されるのか、期待が高まります。


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