カワイ電子ピアノ新シリーズ「CXシリーズ」に注目
株式会社河合楽器製作所が新たに発表した電子ピアノ「CXシリーズ」は、“Colorful Experience”というコンセプトのもと、異なるモデルを展開します。新製品にはエントリーモデルとして『CX302』『CX202』『CX102』があり、9月18日(木)に発売される予定です。
近年、電子ピアノはレッスンの場面だけでなく、趣味やリラックスの時間にも利用され、多くの人々に選ばれています。このような背景を受けて、Kawaiは「現代の生活において求められる電子ピアノとは何か」を再考し、その結果生まれたのがこの「CXシリーズ」です。
高品質な音響と響きを体験
CXシリーズの最大の魅力は、音質の高さです。国際的なピアノコンクールにも使用されるフルコンサートピアノ「SK-EX」の音色をサンプリングしており、独自のモデリング技術と組み合わせることで、繊細な響きから迫力のある音まで多様な音楽表現を可能にします。音の深さを感じながら演奏することができ、グランドピアノならではの複雑な音色の再現性が魅力です。
弾き心地を追求した鍵盤
CXシリーズは、グランドピアノの感触を追求した鍵盤も特徴です。押し始めから離す瞬間までのしっかりとした弾き心地を実現。音域ごとに重さが異なる設計となっており、低音は重く、高音は軽いという自然なタッチを再現しています。さらに、同音連打や余韻を感じることができるハンマーセンサーも搭載されているため、演奏者の繊細な表現力を引き出します。そして独自の静音構造により、住宅環境でも夜間の演奏が安心です。
充実のペダル機能
CXシリーズの3本ペダルには光センサーが搭載されており、踏み込みのニュアンスを正確に拾い上げます。ハーフペダル奏法にも対応しているため、発表会やコンクールのための練習にも最適です。ペダルの位置もアコースティックピアノに近く、演奏時の違和感は少なくなっています。
聴き応えのある音響システム
スピーカーは口径12cmのものを2基採用し、高品位のアダプターを使用することで、立体感のある音場を実現しました。またヘッドホン使用時にも最適な設定が可能で、演奏者は臨場感あふれる音楽体験を楽しむことができます。特にCX302とCX202モデルには高品質アダプターが付属しており、より良い音響環境が整えられています。
スマートフォンで簡単操作
また、専用アプリ「PianoRemote」を使用することで、スマートフォンやタブレットから簡単に音色やメトロノーム、その他の機能を操作することができます。これにより、より直感的で充実した練習が可能となります。
レッスン機能もバッチリ
CXシリーズには豊富なレッスン曲が内蔵されており、右手と左手それぞれに分けた練習機能も提供。さらに専用アプリ「PiaBookPlayer」を使えば、楽譜集を見たり聴いたりして効率良く学ぶことが可能です。レッスンが楽しくなる工夫が盛り込まれています。
快適な演奏環境を提供
長時間の演奏にも適した軽量ヘッドホンが付属し、質の高い演奏体験を提供します。また、ピアノメーカーならではの高機能クッションを使用した椅子も付属しており、快適に演奏を楽しめます。CX302モデルには高さ調節が可能な椅子も含まれています。
カラーバリエーションも豊富
CX302、CX202、CX102それぞれに対して異なるカラーバリエーションが用意されており、見た目にも楽しめるピアノとなっています。発売当初の販売目標は、CX302が12,000台、CX202が15,000台、CX102が20,000台と掲げられています。
最後に、CXシリーズはただの電子ピアノではなく、すべての音楽愛好家に向けた新しい体験を提供するものです。その豊かな機能性とデザイン性は、あらゆるシーンで皆さんをサポートすることでしょう。ぜひ公式サイトもチェックしてみてください。
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