ココラシカの成長劇
2025-03-21 18:52:15

10代スリーピースバンド・ココラシカの初ワンマンライブが圧巻の音楽体験

初ワンマンライブ「三原色」を成功裏に終えたココラシカ



2025年3月20日、東京のSpotify O-Crestで、10代からなるスリーピースバンド「ココラシカ」の初ワンマンライブが行われ、観客を魅了する圧巻のパフォーマンスが繰り広げられました。この夜は、5月にメジャーデビューすることも発表され、特別なステージとなりました。

ココラシカは、洗練されたサウンドとキャッチーなメロディが特徴で、これまでに多くのリスナーから支持を受けてきました。メンバーはこうき(ボーカル・キーボード)、らな(ベース)、こた(ドラム)の3人で構成されており、全員が19歳という若さながら、圧倒的な演奏力と存在感を持っています。

開演時間を迎えると、拍手の中にメンバーが登場。多世代のファンに囲まれ、こうきは「皆さんの貴重な時間を費やしてくださり、本当に嬉しく思っています」と言葉をかけ、ライブが始まりました。初曲は「最後の花火」で、しっとりとしたリズムに情感豊かな歌声が響き渡ります。シティポップやAORの現代版とも言える独自の音楽性が、多くのリスナーを惹きつけています。

「Signpost」や「ごめんね」など、続けて披露された楽曲によって、オーディエンスは心地よく揺さぶられ、彼らの魅力に引き込まれていきました。MCでは、少し緊張した様子のメンバーたちでしたが、その演奏力と表現力には驚かされるばかりでした。

この日のセットリストには、彼らの幅広い音楽スタイルを感じることができる楽曲が揃い、特に「花瓶」はドラマ『未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~』のエンディングテーマにも起用されています。優しいバラードが、会場の空気を柔らかく包み込みました。さらには、「恋よ、踊り出せ」がSNSでのバイラルヒットをもたらしたことも話題に。

パフォーマンスが進む中で、観客との距離感を大切にする彼らの姿勢が伝わってきました。ライブのラストを飾るのは、雄大なテーマを持つ「Q」。こうきは「僕たちはちっぽけな日常をドラマティックに歌い、この音楽に意味を持たせたい」と情熱を語りました。

高校時代に結成されたココラシカは、昨年卒業し、ライブハウスでのステージはコロナ禍の軽音楽部大会以来3年ぶり。この初ワンマンライブを通じて、彼らの音楽の旅が新たに始まることを示すかのような熱いステージが展開されました。

アンコールには、メジャーデビューと新曲リリース、さらには1st Mini Album「Freedom」の発売を発表。こうき、らな、こたは、それぞれの想いを語り、これからの目標に向けて意気込む姿が印象的でした。

メジャーデビューシングル「手のひらで踊らせて」では、歌謡曲的なダンスナンバーの魅力をフルに発揮。このパフォーマンスの後、こうきは「全力で思いを伝えていく」と強い意志を示し、最後に情熱的な「またね」を披露し、ステージを後にしました。

ココラシカの物語はまだ始まったばかり。今後の彼らの活躍に期待が高まります。ライブ後の興奮冷めやらぬ間に、ファンは次なる彼らの成長を見逃すことができません。彼らの音楽の旅をぜひ一緒に見守っていきましょう。

(柴那典)


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