絵おと芝居2025
2025-08-01 15:24:31

広島を舞台にした新作絵おと芝居が11月23日に初上演!

広島の復興をテーマにした新たな舞台 「絵おと芝居2025」が11月23日に初上演



広島で、被爆80年と広島ホームテレビの開局55周年を記念する「絵おと芝居2025」が、安田学園白島キャンパスの講堂で初めて上演される。これに先立ち、広島を復興させた力をテーマにしたこの公演は、新たな被爆体験の継承と、平和を願うメッセージを込めたものだ。このプロジェクトは、一般社団法人まち物語制作委員会と協力し、被爆の実相や復興の姿を伝える作品へと仕上がっている。

「絵おと芝居」とは?


「絵おと芝居」は、広島在住の紙芝居作家、いくまさ鉄平が始めた舞台表現だ。音楽ライブや朗読とともに、大型スクリーン上に投影される紙芝居の映像で展開されるストーリーは、多くの観客に強い印象を残している。特に中高生や大学生らの若者が朗読で参加することにより、次世代への被爆継承の新しい形を体現している。

プログラムの詳細


公演内容は多岐にわたる。以下に代表的な3つのプログラムを紹介する。

  • - 『広島サッカー復活物語』
 元サッカー日本代表・下村幸男を主人公に据えた広島サッカーの歴史を描く。修道中学校・修道高等学校の放送班が上演し、音楽はSHIBA(パーカッション・マリンバ)と明神あみ(エレクトーン)によって奏でられる。

  • - 『ヒロシマ第九伝説』
 廃墟の中で誕生した音楽喫茶の物語。困難な時期に音楽が生きる希望をもたらしたエピソードを、広島ホームテレビのアナウンサーが演じ、森恭子(エレクトーン)や山下京子(歌・キーボード)らが演奏する。

  • - 新作『青空教室物語』
 原爆投下からわずか2週間で立ち上がり、学校を再開させた教師たちの感動の実話が描かれる。安田女子中学高等学校の放送部が上演し、同じくSHIBAと明神あみの演奏によって彩られる。

クラウドファンディングについて


さらに、多くの方にこのプロジェクトを支援してもらうため、8月6日からクラウドファンディングを開始した。この活動は、広島の復興の物語を世界に伝えたいという思いから開始され、プロジェクトには広島銀行、中国新聞社、READYFORが協力している。

  • - 応援募金期間: 2025年8月6日から9月23日まで
  • - 目標金額: 1,000,000円 ∙ 「All or Nothing方式」で、目標に達しなければ募金は全額返金される。

このプロジェクトに参加することが、広島の未来に光をもたらす一歩となるだろう。

公演の詳細情報


  • - 日時: 2025年11月23日 開演時間は未定
  • - 場所: 安田学園白島キャンパス安田リヨウ記念講堂
 広島市中区白島北町1番41号
  • - 入場料: 無料
  • - 主催: 学校法人安田学園、一般社団法人まち物語制作委員会、株式会社広島ホームテレビ

この特別な公演に足を運び、広島の復興の物語を共に体感してみてはいかがだろうか。特に若い世代にとっては、忘れてはいけない歴史を学ぶ貴重な機会となるはずだ。平和の大切さを再認識するためにも、多くの人々に観てほしい作品である。


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