DITAが贈る3年ぶりのフラッグシップイヤホン「VENTURA」

DITAの新たなフラッグシップイヤホン「VENTURA」

国内オーディオメーカーのfinalが運営するブランドDITAが、3年ぶりに新たなフラッグシップイヤホン「VENTURA」を発表しました。この革新的なモデルは、2025年11月7日に発売される予定で、既に本日より予約が開始されています。

「VENTURA」という名前には、人生を旅する道具としての役割を果たすという願いが込められています。その音質は、聴く人にまるで世界中を旅しているかのような感覚を与えるもので、ロックコンサート、ジャズバー、そして壮大なオーケストラの演奏に至るまで、豊かな音の世界を表現します。

新開発の「V4ドライバー」

VENTURAの最大の魅力は、新しく開発された「V4ドライバー」にあります。このドライバーは直径12mmで、軽量かつ高感度である一方、剛性と安定性を兼ね備えた構造を採用しています。その振動板にはゴールドコートを施したチタンセラミックが使用されており、これにより音に温かみが加わります。

また、ドライバーを駆動するツインマグネットは、名のとおり4つのリアバッフルと連結されています。この「クアッドバッフルシステム」により、音の広がりが驚異的に増します。ドライバーの容積が拡大し、空気の流れが最適化されることで、実際の音のニュアンスが現実さながらに再生されます。これによって、明瞭で自然、しかもパワフルなサウンドが実現されているのです。

高剛性チタン筐体の魅力

また、VENTURAには歴代のフラッグシップモデルから受け継がれてきた高剛性チタンの切削筐体が採用されています。この筐体は、10個の部品から成る多層サンドイッチ構造で、CNC加工によって精密に作られています。独自のベントシステムがV4ドライバーと組み合わせられることで、広大なサウンドスケープが構築されています。

人間工学に基づいたデザインも考慮されており、快適なフィット感が得られます。これにより、耐久性にも優れ、長く愛用できる製品となっています。

カスタムメイドケーブルの採用

DITAではフラッグシップモデルの伝統として、専用設計のカスタムメイドケーブルが付属します。VENTURA用に設計されたこのケーブルは、高純度の単線銅を142本使用しています。さらに、ノイズ対策として逆撚り構造を取り入れ、6mmピッチでのコイルオーバー加工を施しています。このケーブルは、VENTURAの特性を最大限に引き出すためにチューニングされており、他のハイエンド・インイヤー型イヤホンでも使用可能です。

充実した付属品

VENTURAには、旅の体験をより深めるためのアクセサリーが同梱されています。レザー製のウエストポーチは携帯や保管に便利で、信頼性の高いfinal Type-Eイヤーピースも付属します。また、特製ノートとそのためのBLACKWING®製ミニ鉛筆もセットになっており、ユーザーにとって特別な体験を提供します。

販売情報

このフラッグシップモデル「VENTURA」の販売価格は798,000円（税込）で、予約は2025年10月31日から受け付けます。発売は11月7日で、DITA公式ストアや家電量販店、イヤホン専門店で購入可能です。音質のクオリティが求められる現代において、VENTURAは間違いなく注目のイヤホンとなるでしょう。