モザイク四重奏団を率いる巨匠、クリストフ・コワンが来日!
2025年4月18日、ドイツ・チェロ音楽の真髄を奏でる実力派、クリストフ・コワンが約6年ぶりに日本の地を踏む。彼のリサイタルは東京都千代田区の「日経ホール」で行われる。音楽家としての彼のキャリアは多岐にわたり、古楽とモダン楽器の境界を自由に行き来するその姿勢から、世界中で高い評価を得ている。
リサイタルの詳細
このリサイタルでは、彼と共にピアニストの金子陽子が出演。ブラームスやメンデルスゾーンといったドイツ・ロマン派の傑作を披露する予定だ。特に、ブラームスの「チェロ・ソナタ第1番」とメンデルスゾーンの「協奏的変奏曲」に注目が集まる。これらの作品はチェロとピアノのために書かれた名曲で、クリストフ・コワンの幅広い知識と卓越した演奏技術によって、観客に忘れられない音楽体験を提供する。
クリストフ・コワンの音楽人生
クリストフ・コワンはフランス出身のチェロ奏者・ガンバ奏者で、数々の著名な音楽家たちと共演してきた。彼の音楽の原点は、16歳でウィーンに留学した際のニコラウス・アーノンクールとの出会いにさかのぼる。その後、バーゼルでのジョルディ・サヴァールとの学びを経て、彼は古楽のアンサンブル世界でも名を馳せることになる。彼は1984年にアンサンブル・モザイクを、1985年にはモザイク弦楽四重奏団を設立し、豊かな音楽を提供し続けている。
ピアニスト金子陽子の存在
また、リサイタルに参加する金子陽子は桐朋学園で学び、その後フランスへ渡り、多くの著名な音楽家から指導を受けた実力派ピアニストである。彼女は、国際的な演奏活動を通じて高い評価を得ており、その演奏は多くのファンを魅了している。
開催概要
- - 日時:2025年4月18日(金)
- - 会場:日経ホール(東京都千代田区 大手町 1-3-7)
- - 出演者:クリストフ・コワン(チェロ)、金子陽子(ピアノ)
- - 開場時間:18:00、開演時間:18:30(約2時間の演奏を予定)
- - チケット:一般4,000円(全席指定・税込)
未就学児童の入場はお断りされているので、チケットの購入を検討される方は早めの予約をお勧めします。チケットはカンフェティで既に発売中で、詳細は公式ホームページで確認可能です。
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