LOM、心の奥底に響く失恋シングル「雨のちlonely」のMVを公開

LOMの新曲「雨のちlonely」MV公開

茨城県出身の18歳シンガー・ラッパーLOMが、新たなシングル「雨のちlonely」をリリースし、そのミュージックビデオ（MV）も公開されました。公式MVは2月7日(金)20:00に公開され、音楽ファンから大きな注目を集めています。この楽曲は、雨をテーマにした繊細な心情を表現したラブバラードです。

繊細な心の叫びを歌う

「雨のちlonely」は、過ぎ去った日々の思い出と、戻らない時間への想いを歌った一曲。ギターの柔らかな音色から始まり、徐々に感情が高まる構成となっています。LOMはこれまで、意志の強いアップテンポな楽曲を多くリリースしてきましたが、今作では心の内面をよりストレートに表現しています。失恋というテーマを通じて、聴く者に共感を呼び起こす楽曲となっています。

MVの監督は、LOMの親しい友人であり、S-Liamなどのラッパーを手掛けている林佑典氏が務めており、男女の恋模様を切々と描いた映像が印象的です。LOMの18歳最後の作品として、特別な意味を持つこの楽曲は、彼の成長を感じることができる重要な一歩となるでしょう。

LOMの音楽キャリア

LOMは、2005年に茨城県土浦で生まれました。9歳の頃、映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」を観たことでN.W.Aの音楽に触れ、進んでヒップホップの世界に足を踏み入れることになります。14歳から本格的に音楽活動をスタートし、地元のスケートボードを楽しみながら自己表現の場としてラッパーとしての道を歩んできました。

2023年のオーディション番組『ラップスタア誕生2023』では、最年少の16歳として出演。20分で制作した楽曲が大きな話題となり、トップ30入りを果たしました。この経験が、多くのリスナーに彼の存在を認知させるきっかけとなりました。

LOMは、2021年にリリースしたS-Liamとの共作「SECRET NIGHT」がTikTok上で大ヒットし、若い世代に広く受け入れられることに。さらに、夏の音楽イベントである“閃光ライオット2024”のファイナリストに選ばれ、SUMMER SONIC2024大阪への出演も決定しています。これからの未来が非常に楽しみな若手ラッパーです。