ハプスブルクの路
2025-07-03 14:54:45

古楽器で描くマリーとマクスの愛の物語、上演決定!ルネッサンス歌劇『ハプスブルク帝国の路』

2025年の夏、東京で新たな朗読公演が開催されます。それは、古楽器を用いたルネッサンス歌劇『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』。シアター界のスター彩乃かなみが朗読と歌唱を手がけ、音楽アンサンブル「ソフィオ・アルモニコ」が古楽の魅力を伝える、特別な時間を提供します。

この作品は、15世紀末のヨーロッパを舞台に、政略結婚を通じて結ばれたブルゴーニュ公女マリーと、後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世となる若き騎士マクスの愛の物語を描いています。彼らは、名門ハプスブルク家に連なる者として、特別な運命を歩むことになります。二人の出会いと結婚は、単なる政治的同盟ではなく、深い愛情に基づいたものであったことが伝えられています。これにより、彼らの子孫は後に「太陽の沈まぬ帝国」と称されるほどの巨大な領土を手に入れていくことになります。

この朗読公演は、時代を超えた500年前の物語を現代に蘇らせるものです。特に、国際的に活躍するソフィオ・アルモニコは、ルネッサンス期の楽器を用いた生演奏を行い、当時の音楽を現代に届けます。音楽と朗読が融合するこの体験は、聴衆を18世紀のヨーロッパへと誘います。

出演者のコメント


彩乃かなみは本作にかける思いを語ります。「『美しき姫君』マリーと、『白馬の王子』マクシミリアン1世の物語を、古楽器の専門家たちと共にお届けします。ルネッサンスの調べの中で、私は語り手としてその時間の扉を開きます。ぜひ、この美しく厳かな劇場での懐かしい旅をご体験ください。」

一方、ソフィオ・アルモニコのメンバーは「古楽は音楽が生きた時代と共に存在するものであり、その魅力を現代の私たちにも伝えられるはず」と語ります。彼らは、古楽器で奏でる優美な音色が、500年前の息吹を今に届けることを目指しています。

公演情報


公演は2025年、東京・西麻布の「霞町音楽堂」で行われます。全5回にわたり、さまざまな時間帯での上演が予定されています。この貴重な機会を逃さないように、ぜひチケットを手に入れてください。先行販売も行われていますが、一般販売は各プレイガイドでの取り扱いがあるため、早めの購入をおすすめします。

歴史と音楽が交差するこの特別な体験が、皆様にとって忘れられない思い出となることを願っています。公演の詳細は公式ウェブサイトで随時更新されるため、そちらもチェックしてみてください。期日が迫る中、期待が高まる公演を見逃さないよう、心の準備を整えておきましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: ハプスブルク帝国 彩乃かなみ 古楽器演奏

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。