岡山大学吹奏楽団、全日本コンクールで金賞を受賞し未来を切り開く

岡山大学吹奏楽団、全日本コンクールで金賞を受賞

国立大学法人岡山大学の応援団総部吹奏楽団が、2025年8月24日に山口県の周南市文化会館で開催された「第66回全日本吹奏楽コンクール中国大会」で見事に金賞を受賞しました。この結果は、昨年度の銀賞からの飛躍を意味し、さらなるパワーアップを印象づけるものとなりました。

このコンクールへの出場は、8月10日に倉敷市民会館で行われた「第66回岡山県吹奏楽コンクール」で金賞を受賞したことがきっかけで、岡山県代表として推薦されたことによるもの。中国地方からは8大学が集まり、岡山大学吹奏楽団は課題曲「マーチ『メモリーズ・リフレイン』」と自由曲「エルサレム讃歌」を演奏し、参加者や観客に岡大の素晴らしさを印象づけました。

正学生指揮者の堅田悠太郎さん（教育学部3年）は、「指揮者としての役割を果たしつつ、合奏や練習計画に注力してきました。初心者のうちは受け身だった練習が、後半になって奏者自らが改善点を見つけることに繋がり、音楽に命が吹き込まれる様子が実感できました。どのような音を出すかイメージすることが、音楽の味わいを深めます」と語りました。

また、団長の佐々奏夢さん（理学部3年）は、「私たちの成長を支えてくださった多くの方々に感謝しています。コンクールを振り返ると、奏者としてだけでなく人としても大きく成長できたと感じています。笑いや涙が詰まったこの経験は、私にとって学生生活のハイライトです」と回顧しました。

今後、同吹奏楽団は以下の活動を予定しています。2025年11月2日にはオータムコンサートを、12月7日には中四国国立大学合同演奏会を、美術展覧会と共に開催し、2026年3月1日には定期演奏会を倉敷市民会館で実施する予定です。

引き続き、岡山大学応援団総部吹奏楽団の活動に期待してください。彼らの目標と情熱は、さらなる演奏への道を切り開いていくことでしょう。これからの努力と成長を見守っていきたいものです。