ビリー・バンバンの絆
2025-01-10 12:59:13

ビリー・バンバン菅原進が語る友情と音楽の深い絆

ビリー・バンバン菅原進が語る友情と音楽の深い絆



1月13日(月)、BS日テレの「歌謡プレミアム」にビリー・バンバンの菅原進が登場。デビュー56周年を迎える彼が、仲良しだった西田敏行との思い出や、闘病中の兄・孝への想いを語る貴重な時間が設けられた。その中でも、彼が心を込めて歌い上げたのが、西田の名曲「もしもピアノが弾けたなら」。この曲は、彼が今日ここに来た理由の一つだと語り、故人への感謝と想いを届けた。

ビリー・バンバンは1968年に兄弟デュオとしてメジャーデビューし、デビュー曲「白いブランコ」で瞬く間にその名を知らしめた。実は、彼らがデビューする前には、せんだみつおを含む3人組のバンドで活動しており、レコード会社の意向で兄弟デュオに変更された経緯がある。この日の放送では、その当時の思い出や、せんだの反応についても語られた。

現在、闘病中の兄・孝には特別な想いを抱いている進。昨年の誕生日には、兄から「もう一度一緒に歌いたい」と言われたことを明かし、その言葉に心を震わせた。「今すごく会いたい。お兄ちゃんがどうしてるか気になる」と目を潤ませながら語る姿が印象的であった。番組では11年前に兄弟で歌った「白いブランコ」の映像も流れ、視聴者の心を温かくした。

また、進は西田との飲み友達としての絆を大切にしており、彼が亡くなった昨年10月の悲しみを胸に秘めながら、その思い出を語った。ふたりは家が近かったこともあり、よく一緒に飲みに出かけていたという。リモートでの交流も多かったが、毎回の話が特別であったことを振り返る。菅原は、ピアニストである妻の知子がアレンジしたピアノ演奏に合わせ、西田の「もしもピアノが弾けたなら」を歌い上げることで、友情の証を示した。

さらに番組では、菅原進のYouTubeチャンネルも取り上げられた。彼は様々なアーティストの曲をカバーし、その中ではAdoの「うっせぇわ」が特に注目を集めている。150万回以上の再生回数を誇るこの動画は、ゆっくりとしたテンポで優しく歌い上げる進のスタイルが、多くの視聴者に新たな気づきを与えたと語る。

最後に、進は自らが歌いたくなかったと言うビリー・バンバンのヒット曲「さよならをするために」と、新曲「いつか虹の向こうへ」を披露し、観客を魅了した。音楽を通じて贈られる人生のメッセージには、彼自身の深い想いが込められていた。

この日は、友情と家族、音楽の交差点を深く描いた特別な放送となった。菅原進の歌声は、やがて訴えるものがいつまでも心に残ることであろう。彼の紡ぐ言葉や曲に、これからも多くの人々が共感し続けることを願ってやまない。


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