株式会社ユートニックが取締役会設置会社へ移行、新役員が就任

株式会社ユートニックが取締役会設置会社に移行

このほど、株式会社ユートニックは2025年9月30日に開催される第7期定時株主総会において、取締役会設置会社への移行を決定し、合わせて役員の選任および就任が発表されました。これにより、同社は経営体制を強化し、迅速な意思決定を実現することを目指しています。

経営体制の強化

新たに設置される取締役会により、経営判断のスピードを高めることが期待されています。取締役を常勤とし、業務執行権限を集中することで、より機動的な経営が可能になります。この取り組みは、企業の成長を促すための大きなステップとなります。このような施策を通じて、ユートニックはファンダムアプリ「U Dom」の機能をさらに強化し、アーティストとファンの関係を深化させることを目指しています。

新役員の顔ぶれ

新たな役員体制は、以下の通りです。

- 常田俊太郎: 最高経営責任者（CEO）として重任
- 今井祐輝: 最高技術責任者（CTO）として重任
- 堀内潤一: 新たに取締役CAO（最高管理責任者）として就任
- 田中美帆: 新たに常勤監査役として就任

これらの新任役員は、今後のユートニックにおける経営戦略をリードし、より効果的な職務遂行に努めるとのことです。役員は一丸となって、株主やファンの期待に応えられるよう努力していくと約束しています。

「U Dom」の重要性

ユートニックが展開する「U Dom」は、アーティストとファンを結ぶオールインワンファンダムプラットフォームとして注目されています。このプラットフォームでは、メンバーシップやチケット販売、グッズ販売、デジタルコンテンツの配信など、ファンビジネスに必要な機能を一つのアプリで実現しています。

特に「スーパーファン」の存在は、アーティストにとって非常に重要であり、彼らとの関係性を強化するために、「U Dom」はデータを活用した1 to 1マーケティングの導入を検討しています。これにより、スーパーファンへのサービス提供が向上し、アーティストの活動資金もサポートされることになります。