Miiakiisが贈る集大成！『Heartless』ツアーが華々しくスタート

Miiakiisの新たな挑戦！『Heartless』ツアー初日の模様

2020年8月にデビューしたMiiakiisは、ラッパーのTigaとCHILLCAT THE BASTETからなるユニットです。彼らの全力を注ぎ込んだライブツアー『Miiakiis “Heartless” TOUR 25-26』が2025年10月25日、東京・Veats Shibuyaで盛り上がりのスタートを切りました。全貌に迫る初日の様子をレポートします。

初日から高まる熱量

このツアーはMiiakiisにとっての集大成であり、初日からそのエネルギーは充分に感じられました。オープニングを飾ったのは、2025年10月にリリースされた新曲“Heartless”。その瞬間、フロアの温度は一気に上昇し、観客との一体感が生まれました。その後披露された“GALI”では、サビをオーディエンスと共に歌い上げ、お互いの熱を感じ取ることができました。

ステージ狭しと映し出されるスクリーンでは、曲に合わせてその世界観を強化する映像が流れ、視覚的にも楽しませてくれました。MCではリラックスしたトークが飛び出し、パフォーマンスはクールさを保ちながらも観客を巻き込むスタイルでした。

ファンとの絆を深める時間

まさにこの公演はファンとの繋がりを強く感じるものでもあり、この日は公演の一部が配信されました。Tigaの「ファンの声を拾うマイクもある」との言葉に、歓声がさらなるボリュームを持って返ってきます。その後、Tigaの「待たせたな！」で始まった“Du Du-Da Da”は、そのままノンストップで“New Day”、“オマジナイ”、“KUWABARA”と繋がり、観客も一緒になって楽しみました。

楽曲の幅広さとプロデューサーKEY-KによるDJの活躍、そしてオーディエンスのコールが見事に一つの作品として表現され、配信を通じても熱気が伝わる瞬間でした。動きのある曲と共に感情に訴えかけるバラード“Cross”では、一瞬で会場が歓声に包まれ、観客がじっくりと歌声に浸る場面が見受けられました。

過去を振り返り新たな展望

この日はMiiakiisの歴史を振り返るインタビュー映像も流され、その後に披露された“Masquerade”では、映像で語られた思いが歌詞に込められており、会場全体が一体感を感じる瞬間となりました。

KEY-Kによる着替えタイムも、オーディエンスがその様子を温かく見守り、和気あいあいとした雰囲気の中で盛り上がりを見せました。さらに、コールの練習を経て迎えた最後の“Ooh Wee”では、Miiakiisが用意したサプライズ演出に、会場が再びざわめきました。Tigaの「これからは俺たちだけの空間」という言葉に、興奮と期待が膨らみます。

ファンへの思いを込めたメッセージ

新たな楽曲“僕と君を乗せてく”は、ユニット設立以前に作った曲をリメイクしたものです。MCではTigaが「何も終わるわけではないが、これまでの全てをぶつける集大成だ」と語り、ファンへの思いを込めたメッセージが胸を打ちました。

また、CHILLCAT THE BASTETとKEY-Kも笑顔で観客を見渡し、横の繋がりも大切にされるライブ構成が展開されました。

今後のツアーへの期待

「渋谷の熱は凄まじかった」という言葉で締めくくりたいこの公演は、音楽に対する情熱、Miiakiisとファンとの絆を実感する場でした。本ツアーは11月から北海道、福岡など全国を巡り、2026年には再び東京での公演が予定されています。果たしてファイナルの恵比寿LIQUIDROOMでは、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が膨らみます。ぜひ、今後のMiiakiisの晴れやかな未来を見逃さないでください。