滋賀の新体験
2025-05-13 12:56:40

新たな滋賀体験を提案するサウンド&ヴィジュアルブック『Hear and There』

音楽家と写真家が紡ぐ新たな滋賀の物語



新しい読書体験を提供するサウンド&ヴィジュアルブック『Hear and There』が、2025年5月13日に滋賀の複合施設「TaLaVoyage」から1000部限定でリリースされます。このプロジェクトは、音楽家・山本啓と写真家・中島光行が滋賀の未知なる魅力を感じ取り、音と写真に仕立てた、全く新しい作品です。

プロジェクトの背景



滋賀県高島市に2025年夏に開業予定の「TaLaVoyage」は、宿泊棟、カフェ、サウナを備えた複合施設で、その象徴的なプロジェクトの一環として、音楽家や写真家との共同作業が進められました。ここでの魅力を従来の観光地のPR映像ではなく、ダイレクトに届けたいという思いから、二人のクリエイターが選ばれました。

音楽の方面では、滋賀在住でインストゥルメンタルバンド「NABOWA」のメンバーでもある山本啓が参加。彼は、自然の音や様々な環境音を用いて楽曲を制作し、独特の世界観を構築しています。一方、京都在住の写真家・中島光行は、数々の展覧会や媒体を通じて、その独自の視点から美しさを引き出してきました。彼の撮影する作品は、寺院や美術品など、滋賀の自然を主題にしたものです。

サウンド&ヴィジュアルブックの内容



『Hear and There』では、滋賀の自然と人々を捉えた写真と、山本が書き下ろした楽曲が融合しています。この作品は、「写真を聴き、音を見る」というコンセプトに基づき、視覚と聴覚の新しい体験を提供します。分厚い104ページのフォトブックと7曲を収録したレコードがセットになった贅沢な構成です。

特筆すべきは、エディトリアル・デザイナーの綱島卓也が手がけた特別な造本。音楽の波形をニス印刷でデザインに落とし込み、ページをめくるごとに音と視覚が呼応します。これにより、読者は耳を澄ませ、視覚を集中させて、滋賀の新たな一面を発見することができるのです。

滋賀の魅力を探る旅



制作にあたって、山本と中島は約1年間かけて滋賀の各所を共にリサーチしました。霊仙山、河内風穴、琵琶湖など、選ばれた場所でフィールド・レコーディングを行い、自然の音を集めました。滋賀の魅力は単なる観光地の景色の美しさだけでなく、その土地に生きる生き物や風、時間の流れが密接に関わっています。彼らはこの経験をサウンド&ヴィジュアルブックに昇華させることで、完全に新しい滋賀を感じさせてくれることを目指しました。

今後の展望と購入情報



『Hear and There』は、2025年5月13日よりTaLaのオンラインショップで販売されます。限定1000部ということもあり、すぐに手に入れたいアイテムです。

この書籍は、読者が能動的に「見る」「聴く」ことを要求される作品であり、音楽が終わる頃には自分の目と耳が捉える世界が少し変わっているかもしれません。この新しい滋賀の体験をぜひ探してみてください。

TaLa Online Shop


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