大西亜玖璃、2枚の新作アルバムを引っ提げたイベントレポート

10月21日（火）、大西亜玖璃のコンセプトミニアルバム発売を祝うリリースイベントがアーバンドックららぽーと豊洲で行われました。彼女は翌日の10月22日に同時リリースされた2枚のミニアルバム『Rock&Roll Lady Girl』と『失恋モノクローム』を引っ提げ、ファンと特別な時間を共有しました。イベントが始まったのは17時半、徐々に暗くなる中で、大西亜玖璃がステージに登場すると、控えめな声援が響きました。これは会場のデシベル制限によるもので、普段の彼女のライブの賑わいとは異なっていました。セットリストには、まず『失恋モノクローム』からの「にじんでく」が披露され、彼女の切ない歌声が会場全体に広がりました。続いて、『Rock&Roll Lady Girl』からのロックバラード「Rock&Roll Lady Girl」が演奏され、落ち着いた夜の雰囲気と相まって、哀愁漂うサックスの音色が聴く者を魅了しました。

大西は、「初めてこの会場に来た方は驚くかもしれないけど、80デシベル以下の制限があるので、静かに楽しんでいます。普段はもっと声が出ているんですけどね」と笑いを交えつつ、お客さんの反応も楽しんでいることを伝えました。

「今日の2曲は新曲で、80デシベルにぴったりでしたよね！」と語る彼女は、最後に爽やかなロックナンバー「裸足のスタンプ」を披露しました。この曲も失恋をテーマにした内容ですが、曲調は軽快で、普段なら盛り上がるところも、ファンは彼女の歌声に耳を傾けていました。ミニライブ後にはサイン会が行われ、ファンとの交流が続きました。

イベント終了後のインタビューでは、大西は「皆さんしっとりとした感じで楽しんでくれましたね（笑）。こういったアプローチでライブを行うのは新鮮でした」と語り、ファンの反応が良かったことを嬉しそうに振り返りました。

続いて、彼女は新曲のアルバムについて語り、『失恋モノクローム』は「今の季節にぴったり」と、特に切ないJ-POPが好きな人にオススメしたいとアピール。また、『Rock&Roll Lady Girl』は多くの人の心に残る曲があり、様々なリスナーに楽しんでもらいたいと期待感を寄せました。