火の鳥東京公演
2025-10-01 14:55:51

国際的アーティストが集う『火の鳥プロジェクト』東京公演が間近に迫る!

迫る『HINOTORI 火の鳥・山の神篇/海の神篇』東京公演



2025年10月、東京のなかのZERO 大ホールで多国籍アーティストが共演する『火の鳥プロジェクト集大成』が上演されます。この作品は、演出・構成を小池博史が手掛け、死と再生の象徴である火の鳥の伝説を通じて、混沌の時代における未来の可能性を探る試みです。

プロジェクトの背景



『火の鳥プロジェクト』は2022年に始動し、ポーランド、マレーシア、ブラジルで創作された作品を基にしています。小池は、42カ国で作品を発表している経験をもとに、多文化・多言語のアーティストとの共創により、演劇、ダンス、音楽、美術、映像を融合させています。

この作品では、観客に直接的に訴えかける身体の躍動と、6つの異なる言語が交錯することで、異なる文化背景を持つ人々が共通のテーマをもとに表現し合います。演出の核となるのは、混沌をテーマにした現代的な物語が、古典芸能と現代アートの融合によって根付くという点です。

音楽と舞台の融合



『HINOTORI』の舞台には、ポーランドのジャズ・クラリネットや日本のジャズ・トランペット、南インド古典音楽、雅楽といった多様な音楽ジャンルが組み合わさっています。これにより、国境やジャンルを越えた音のモザイクが形成され、観客は一つの生命体のように感じることができるでしょう。

また、舞台上では能役者や舞踊家が新旧のスタイルを交え、観衆を引き込むパフォーマンスを展開します。多様なアーティストたちが贈る音楽とダンスは、現代の問題を映し出しているのです。

現代の課題を映し出す



『HINOTORI』は、人工地震や権力の暴走、都市崩壊といった現代の課題を舞台上で描写し、我々が今生きる意味を再考させる試みです。これらのテーマは、AIやパンデミック、地政学的なリスクなど、状況の変化を背景に、観客に強いメッセージを届けます。

今後の展望



公演は2025年10月11日から14日までの期間にわたり、2つの篇が用意されています。チケットはすでにカンフェティウェブサイトで購入可能で、セット券や割引適用のオプションもあります。

小池博史が手がける『HINOTORI』は、ただのエンターテインメントに留まらず、我々の未来について考えさせられる一作です。この舞台がもたらす感動と啓発をぜひ体験してください。詳細はこちらの公式サイトで。


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