ヤマハの新シンセ登場
2025-10-15 13:13:22

ヤマハの新しい音楽シンセサイザー『MODX Mシリーズ』が発表

ヤマハの新しい音楽シンセサイザー『MODX Mシリーズ』が発表



2023年10月24日、ヤマハ株式会社が新たにデジタル楽器として『MODX Mシリーズ』を発表しました。このシリーズには『MODX M6』『MODX M7』『MODX M8』の3機種があり、フラッグシップモデルである「MONTAGE Mシリーズ」の技術が惜しみなく継承されています。この新しいシンセサイザーは、コンパクトで軽量ながら、豊かな音の表現力と優れた操作性を実現し、アクティブなキーボーディストに最適です。

音源システムの特長



『MODX Mシリーズ』の核となるのは「Motion Control Synthesis Engine」です。このエンジンは、アコースティック楽器やシンセサウンドを非常にリアルに再現する能力を持ち、ユーザーが求める音の連続的な変化を実現します。具体的には、アコースティック楽器のような音質を持つ「AWM2」、シンセサウンドに特化した「FM-X」、そしてアナログシンセサイザーの特性をデジタルで再現する「AN-X」の三つの音源を搭載しています。

「AWM2」音源は最大128音のポリフォニーを持ち、非常にクリアなサウンドを提供します。「FM-X」音源はスムーズでダイナミックな音変化が可能で、音楽制作において非常に魅力的な選択肢となるでしょう。「AN-X」音源を加えたことで、音作りの柔軟性とダイナミズムが飛躍的に向上しました。これにより、アーティストは自己表現の幅を広げ、多様な音楽スタイルに対応できるようになります。

直感的な操作性の向上



新しい『MODX Mシリーズ』では、サウンドを直感的にクリエイトするための多様なコントロール機能が搭載されています。特に「Super Knob」と呼ばれるノブは、複数のパラメーターを一度に操作できるため、リアルタイムでの演奏表現が非常に簡単です。また、新たに追加されたディスプレイノブや8本のフェーダーにより、演奏中でもパラメーターの微調整が可能となり、クリエイティブな表現がサポートされます。

優れた可搬性を実現



アクティブなキーボーディストを念頭に置いて設計されたこのシンセサイザーは、非常に軽量で持ち運びやすくなっています。61鍵モデル『MODX M6』は6.6kg、88鍵モデル『MODX M8』でも13.6kgという軽さを誇ります。どのモデルも、本格的な鍵盤の弾き心地を持ちながら、持ち運びも苦にならない設計です。専用のソフトケースやバックパックタイプのソフトケースも用意されており、現場での利便性を最大限に考慮されています。

ソフトシンセサイザーの提供



『MODX Mシリーズ』では、音楽制作やライブパフォーマンスでの連携を強化するためのソフトシンセサイザーも用意されています。このクローン・ソフトシンセサイザーは2026年初頭に提供される予定で、音楽制作の幅をさらに広げることが期待されています。

発売情報



『MODX Mシリーズ』は10月24日(金)に発売され、各モデルの希望小売価格は以下の通りです。
  • - MODX M6:170,500円(税抜155,000円)
  • - MODX M7:198,000円(税抜180,000円)
  • - MODX M8:247,500円(税抜225,000円)

まとめ



ヤマハの『MODX Mシリーズ』は、その軽量さと高性能を兼ね備えたシンセサイザーとして、キーボーディストにとって理想的な選択肢となるでしょう。音楽制作や演奏における幅広い可能性を引き出すこの楽器は、様々な音楽シーンで活躍することでしょう。特に、独創的なサウンドメイキングと、直感的な演奏スタイルを求めるプレイヤーにとって、これ以上ないパートナーとなること請け合いです。


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