Hogaleeの個展「Dub」が銀座蔦屋書店で開催！独自の作品で「記録、複製」を表現

銀座蔦屋書店でHogaleeの個展「Dub」が始まる

東京都の中央区に位置する銀座蔦屋書店では、アーティストHogaleeの個展「Dub」が2025年5月3日（土・祝）から始まります。この展示は、メディアアートや現代アートに強い関心を抱く人々にとって、見逃せないイベントです。

Hogaleeは、現代の女性像をテーマにし、漫画のスタイルで彼女たちを描いているアーティストです。その作品は、太いラインで描かれ、印刷技法にインスピレーションを受けた独自のスタイルで表現されています。本展では、特に「記録」と「複製」をテーマにした作品が特色となるでしょう。

展覧会の主な作品には、《Dub - Rgb》や《Dub - rgB》といったアクリル画が含まれており、410×410×20mmのサイズで構成されています。これらの作品は、色や柄が異なりながらも、同一の絵柄に基づいて構築されています。Hogaleeは、音楽のアレンジ作業になぞらえ、コピーの中にも新たな価値を見出す手法を使っています。

本展の特筆すべき点は、VHSテープを利用した転写技法です。かつては音声や映像の記録メディアとして使用されていたVHSに、色を施してスタンプのように転写する独自の手法を採用しています。これにより、単なる「ダビング」ではなく、作品の魅力を引き立てる新しい視覚的表現が生まれます。

Hogaleeのプロフィール

Hogaleeは1975年に神奈川県で生まれ、東京芸術大学美術学部デザイン科に入学後、修士課程を修了しました。彼女のアートは、現代を反映しつつ女性性を表現するスタイルが特徴です。キャンバス作品やマスキングテープを使用した壁画など、さまざまな技法で彼女自身の視点を届けています。個展の実績も多く、最新の個展は東京を中心に様々なギャラリーで展開されています。

個展「Dub」の作品は、5月3日（土・祝）から購入可能で、アートに興味がある方々には見逃せない展示となっています。また、アートのECプラットフォーム「OIL by美術手帖」でも5月7日（水）からオンライン販売が行われます。