沖澤のどかとNHK交響楽団が贈る「N響大河ドラマ＆名曲コンサート」開催

2026年、創立100周年を迎えるNHK交響楽団が、新進気鋭の指揮者・沖澤のどかを迎え、「N響大河ドラマ＆名曲コンサート」を開催することが決まりました。このコンサートでは、60年以上にわたり日本の家庭に親しまれてきたNHKの「大河ドラマ」のテーマ音楽を中心に、クラシック名曲も織り交ぜた特別なプログラムが用意されています。

コンサートの概要

- 日程と会場

大宮公演: 2026年3月6日 18:15開場 / 19:00開演（ソニックシティ大ホール）
所沢公演: 2026年3月7日 13:15開場 / 14:00開演（所沢市民文化センターミューズアークホール）

- 出演者

指揮: 沖澤のどか
管弦楽: NHK交響楽団
司会: 田添菜穂子

コンサートは二部構成となっており、第1部では「風林火山」（千住明作曲）や「秀吉」（小六禮次郎作曲）、さらには「元禄繚乱」（池辺晋一郎作曲）や「利家とまつ～加賀百万石物語～」（渡辺俊幸作曲）など、数多くの大河ドラマ主題歌が演奏される予定です。これらは日本の音楽文化においても重要な位置を占める楽曲ばかりです。

さらに、今回のコンサートでは過去に失われていた楽譜の復活版も披露される予定です。これは貴重な機会で、生演奏により再生される音楽の瞬間は、参加者にとって特別な思い出になることでしょう。

クラシック名曲の特集

後半では、大河ドラマに触発されたクラシックの名曲が演奏されることが決定しています。ワーグナーの「神々のたそがれ」からの「夜明けとジークフリートのラインの旅」や、スメタナの「モルダウ」など、クラシックの魅力を十分に楽しむことができる構成です。これらの作品とともに、映像を通じて壮大な自然や時の流れを感じることができ、心に残るひとときが演出されます。

沖澤のどかからのメッセージ

指揮者の沖澤のどかは、自身の幼少期に見た大河ドラマ「秀吉」に魅了され、その音楽をNHK交響楽団と共に演奏できる日が来るとは夢にも思わなかったと振り返ります。彼は、このコンサートが日本のテレビ文化史を振り返る良い機会になると述べています。また、埼玉でのデビューとなるこの公演に向けて、観客の皆さんと素晴らしい音楽を共有できることを楽しみにしていると語っています。

NHK交響楽団の想い

NHK交響楽団は、2026年に創立100周年を迎えるにあたり、大河ドラマの歴代テーマ音楽をこれまでに多く演奏してきました。このコンサートでは、焼き直しではなく新たな意義を持った演奏を提供することを約束しています。観客は、名曲の数々を生で体験することができる貴重な機会となることでしょう。

まとめ

「N響大河ドラマ＆名曲コンサート」は、音楽を通じて日本の文化や歴史を感じることができる特別なイベントです。沖澤のどかの指揮の下、NHK交響楽団がいかに魅力的なパフォーマンスを展開するか、期待が高まります。令和7年度の子供文化芸術活動支援事業の対象公演として、18歳以下の中高生には無料招待も行いますので、多くの人々にこの素晴らしい音楽の魅力を届けられる素晴らしい機会となるでしょう。ぜひこのコンサートをお見逃しなく！