スウェーデン・デーの盛況
2025-05-15 09:41:10

大阪万博でスウェーデン・ナショナルデー盛況 スウェーデン文化の魅力満載のイベント

大阪・関西万博でスウェーデン・ナショナルデー開催!



2025年の大阪・関西万博の一環として、スウェーデンのナショナルデー「スウェーデン・ナショナルデー」が5月14日(水)に盛大に行われました。北欧5か国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)による共同出展が注目を集める中、この特別な日には、過去の大阪万博にも出席されたカール16世グスタフ国王陛下が来場され、日本とスウェーデンの深い友好関係を強調する機会となりました。

公式オープニングセレモニー



午前には、ナショナルデーホール「レイガーデン」で公式オープニングセレモニーが実施され、カール16世グスタフ国王陛下、スウェーデン政府の代表団、そして経済界の著名人が一堂に会しました。このイベントは、スウェーデンと日本の長い友好関係を再認識するとともに、「持続可能性」、「イノベーション」、「創造性」という両国の共有する価値観を強調しました。

今回のセレモニーで、国王陛下はスウェーデンと日本の絆について力強いメッセージを送り、両国の未来に向けたさらなる連携を促しました。この挨拶では、1868年に始まった外交関係を述べ、150年間のパートナーシップを称賛する内容が含まれていました。また、カール16世グスタフ国王陛下は過去に大阪万博を含む複数の国際博覧会を訪れた経験を語り、今後も新しい機会を創出し続けることを表明しました。

驚きのパフォーマンス



セレモニーの締めくくりには、スウェーデンの人気アーティスト・マリン・クリスティン氏と、国際的に有名なプロデューサー、アルビン・ノルドクビスト氏による特別ライブパフォーマンスが行われました。スウェーデンの民謡から日本の人気グループの楽曲まで、アコースティックスタイルで繊細かつ力強いステージが展開され、日・スウェーデンの絆を感じさせる感動的な瞬間が訪れました。

ナショナルデーパレード



午後には、大屋根リングでナショナルデーパレードが開催され、スウェーデンの伝統衣装をまとった約80名のボランティアが音楽に合わせてパフォーマンスを実施しました。万博に訪れた人々は笑顔で迎え、スウェーデンと日本の文化が融合する温かなひとときを楽しみました。

ビジネス・サミット



同日午後に行われた「スウェーデン・ビジネス・サミット」では、スウェーデンと日本のビジネスリーダーが一堂に会し、テーマ「Pioneer the Possible」に沿ってイノベーションや持続可能性について議論しました。基調講演を行ったiPS細胞のノーベル賞受賞者・山中伸弥教授も登壇し、科学倫理と国際連携の重要性を強調しました。このセッションを通じて、両国のビジネス界のさらなる連携を推進する機会が創出されました。

また、「パイオニア・プライズ」授賞式では、スウェーデンの中小企業の革新が紹介され、国際開発協力・対外貿易大臣が受賞を授与しました。この取り組みは脱炭素化技術の進展を象徴し、持続可能な未来への重要な一歩となることでしょう。

来場者全体でのスウェーデン体験



ナショナルデー当日はスウェーデン文化やテクノロジーを体感できるポップアップイベントも行われました。会場内でのキッズラウンジでは教育的ゲームアプリ「Toca Boca」を体験するコーナーが設けられ、訪れた子どもたちが楽しんでいました。また、音楽制作体験を提供するTeenage Engineeringのブースでも、来場者が自らの創造力を発揮する場となりました。

北欧パビリオン前には、国王陛下が1970年に大阪万博を訪れた際のフォトパネルが展示され、来場者を惹きつけました。これは、日本とスウェーデン間の長きにわたる交流を象徴する記念的な展示会となり、両国の信頼関係をより深く感じられる機会となっています。

結びに



「スウェーデン・ナショナルデー」は、改めて日本とスウェーデンの友好関係を確認し、文化やビジネスを通じた未来への対話を促進する貴重な1日でした。今後も北欧パビリオンは、来場者に多彩な体験を提供しながら、より良い未来を共に描いていく場であり続けるでしょう。


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