TASCAM Sonicviewが進化、複数デバイスからのリモート操縦を実現

TASCAMのデジタルミキサーシリーズ『Sonicview』が最新のファームウェアV2.2.3によって、リモートコントロールアプリ『Mixing Station』に対応しました。このアップデートにより、デバイスの種類を問わず、複数のWindows、macOS、Linux、iOS、Androidの端末から同時に操作が行えるようになり、特にライブサウンドの現場での利便性が飛躍的に向上しました。

Sonicviewミキサーの特性

『TASCAM Sonicview 24』と『Sonicview 16』の2モデルは、いずれも高品質なマイクプリアンプを搭載しており、ユーザーの求める音質を細かく調整できる機能が魅力です。特に、ライブパフォーマンスでの使用を念頭に置いた設計がされており、聴衆に最高の音を届けることを目的としています。

- 型番と価格

- Sonicview 24: 950,000円（税抜）
- Sonicview 16: 850,000円（税抜）
いずれも現在発売中で、全国の正規販売店及びウェブサイトから入手可能です。

ファームウェアの新機能

最新ファームウェアでは、特に『Mixing Station』との連携が強化されています。このアプリを使えば、個々の演奏者が自身のモニターミックスをリアルタイムで調整することができ、ステージ上で必要最低限の機材で済ますことが可能になっています。これにより、演奏者は自らの音を確認しながら、快適にパフォーマンスができるようになります。

モニターミックスの進化

特に興味深いのは、パーソナルモニターミックス機能です。ミュージシャンはステージ内で自分だけのモニター音を手元のデバイスから微調整できるため、これまで以上にパフォーマンスに集中できる環境が整います。これによってリハーサルやライブパフォーマンスにおける効率が格段に上がります。

アプリのキー機能

- 複数デバイスからの同時リモートコントロール
- ミキサー画面の自由なカスタマイズ
- パーソナルモニタリング専用モード
- バスのセンドレベルを操作可能なカスタムモード
- 全機能を使用できるフルコントロールモード

これらの機能により、ユーザーはより柔軟な操作が可能となり、ライブの現場でのトラブルシューティングも迅速に行えるようになりました。ファームウェアをダウンロードする際は公式サイトを通じて、無償で行うことができます。

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TASCAMの優れた技術

TASCAMは長年にわたって音質と耐久性で業界からの信頼を勝ち取ってきました。放送や録音の現場でもその実績が評価されており、プロフェッショナルに必要なトータルソリューションを提供するブランドとして定評があります。これからの音響分野においても、TASCAMの技術は引き続き重要な役割を果たすでしょう。

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