フラメンコの女王マヌエラ・カラスコの再来日公演、夢のステージが実現

フラメンコの女王、マヌエラ・カラスコ再来日

フラメンコ界の女王、マヌエラ・カラスコが、日本に再び舞い降ります。2025年8月20日から21日にかけて、東京・杉並公会堂大ホールにおいて、彼女の集大成ともいえる公演『FLAMENCO DE LA RAIZ』が開催されます。この貴重な機会に、フラメンコの真髄を体感することができるのです。

公演の魅力

この公演は、フラメンコの根源を深く理解し、表現する目的で企画されました。カラスコ家とビジャール家というフラメンコの名門が集まり、彼女のリーダーシップの下、フラメンコの伝統と革新を同時に感じられる珠玉のステージが繰り広げられます。特に、その内容は「子供たちの心と記憶に残ることを願って」という思いを込めたものであり、20歳以下の若者には特別招待席が用意されているのも嬉しいポイントです。

昨年、15年ぶりに来日したマヌエラ・カラスコは、観客を魅了する美しいパフォーマンスを披露しましたが、再びの来日はフラメンコファンのみならず多くの人々にとって特別な意味を持つことでしょう。

LA RAIZの取り組み

この公演は、フラメンコライブの企画・運営を手掛けるLA RAIZによるものです。LA RAIZは2020年に設立され、コロナ禍においてもオンライン配信を行ったり、2021年には「フラメンコ研究所」を設立した企業です。2023年に法人化され、タブラオ「エスペランサ」を運営し、若手アーティストと本場スペインのアーティストのコラボレーションライブを多数手がけてきました。

規模や影響力が拡大する中で、LA RAIZの新しい試みであるこの公演は、フラメンコを通じて次世代への文化継承を目指すものです。