細川俊夫氏の古希を祝う記念演奏会『50年のうつろひ』が開催決定

細川俊夫氏の古希を祝う記念演奏会が遂に開催

2025年10月12日（日）、東京都港区赤坂のゲーテ・インスティトゥート東京にて、『細川俊夫古希記念コンサート 50年のうつろひ』が開催されることが発表されました。このコンサートは、作曲家の細川俊夫氏が70歳を迎えることを祝し、彼の半世紀に及ぶ音楽の足跡を振り返る特別なイベントです。

演奏家の豪華な顔ぶれ

演奏には、ヴァイオリン奏者の毛利文香、サクソフォンの大石将紀、アコーディオンの大田智美、フルートの上野由恵、さらには国立音楽大学の打楽器アンサンブルが参加します。

プログラムの概要

この記念コンサートでは、細川氏の様々な作品が演奏されます。特に注目すべきは、毛利文香による1978年の処女作《ウィンター・バード》や、大石将紀と大田智美による《時の深みへ》のサクソフォン版の世界初演です。

また、《線I》や《エクスタシス（脱自）》など、細川氏の音楽からは彼の独特の世界観が伝わってきます。この演奏会は、1978年から2025年までの細川氏の作品を通じて、彼の音楽的な成長と深化を感じることができる貴重な機会です。

音楽家たちの軌跡

細川氏は、今夏には新国立劇場で新作オペラ《ナターシャ》を世界初演するなど、常に音楽の最前線で活動を続けてきました。今回のコンサートは、氏が受賞したBBVA Foundation Frontiers of Knowledge Award「音楽とオペラ部門」を記念する意味でも特別な演奏会となっています。

音楽家たちの献身的な取り組みによって、細川氏の音楽が未来へと繋がっていくことが期待されます。特に、演奏家たちの中には、細川氏と長年ともに活動してきた仲間たちが名を連ねており、彼らの演奏は、細川の音楽をより深く理解する手助けになることでしょう。

チケットの購入方法

チケットは、現在カンフェティで発売中です。一般は4,000円、U-25は2,000円で購入することができます。学生や若い世代の方々もぜひこの記念の演奏会に足を運んでいただければと思います。各席自由席となっており、開場は演奏開始30分前です。

「『50年のうつろひ』で体感する音楽の力」

この演奏会は、細川俊夫氏の音楽に触れる素晴らしいチャンスです。音楽愛好家はもちろん、大にして音楽に興味のある方々にとっても、彼の作品を直接体験し、彼が歩んできた道のりを感じることができる特別なイベントとなるでしょう。

2025年の秋、是非とも一緒に細川俊夫氏の音楽の世界を味わい、彼の今後の活躍に期待を寄せて集いましょう。