楽しみな映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』が公開決定!
2025年4月11日(金)、映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』の公開が決定しました。この作品は、アカデミー賞を受賞したフェルナンド・トルエバと著名アーティスト・ハビエル・マリスカルの共同監督によるもので、ブラジル音楽に対する愛情が込められた特別なアニメーション作品です。
映画の背景とストーリー
『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』は、キューバ革命前後のニューヨークを舞台に描く悲恋物語『チコとリタ』から13年が経ち、再びトルエバとマリスカルが手を組んで作り上げました。舞台がリオデジャネイロに移り、ブラジル音楽の歴史を掘り下げています。この作品では、ラテンアメリカの悲しい歴史を背景にしつつ、ボサノヴァの伝説的なピアニスト・テノーリオ・ジュニオルにスポットを当て、その生涯と音楽に迫ります。
ストーリーは、1959年にボサノヴァが世界的なムーブメントとなる中、ニューヨークの音楽ジャーナリスト・ジェフ・ハリスがリオデジャネイロへ旅し、行方不明となったテノーリオを追うというもの。彼の音楽と彼の失踪の謎を解き明かすために奔走するジャーナリストの姿が描かれます。テノーリオがどのような経歴を持ち、なぜ音楽最高潮の瞬間に消えてしまったのか、その真実を探る旅が始まります。
豪華な声の出演と音楽
ジェフ・ゴールドブラムがジャーナリスト役として声をあて、彼自身もジャズピアニストであるため、物語にリアリティを与えています。また、名曲『CHEGA DE SAUDADE』や『So Danço Samba』といったボサノヴァの珠玉の楽曲が、劇中で使用される点も注目です。
アニメーションと特報映像
そのアニメーションスタイルは、マリスカルによるビビッドで躍動感のある表現が期待されます。現代のニューヨークの風景から始まり、リオデジャネイロでのジャーナリストの探求が描かれる特報映像も公開されています。音楽とビジュアルが融合した特別な体験が味わえることでしょう。
コメントの紹介
小野リサや當間ローズなどの著名アーティストからも期待の声が寄せられています。小野リサは、生演奏のと思い出に浸り、當間ローズはこの映画を「ブラジリアン音楽へのラブレター」と称賛しています。これらのコメントからも、本作の魅力が伺えます。
音楽ファンやラテン文化愛好者にとって、絶対に見逃せない作品となることでしょう。映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』、皆様の期待とともに、2025年4月の公開を楽しみに待ちましょう!