MISIAが長崎で愛と平和のメッセージを届けた「CANDLE NIGHT 2025」

MISIAが長崎で届けた愛と平和のメッセージ

2025年8月16日、MISIAが長崎県の稲佐山公園野外ステージで「STARTS presents MISIA CANDLE NIGHT 2025 LIGHT OF PEACE -80th Year-」を開催しました。このイベントは、ヒット曲とともに愛と平和のメッセージを届ける大規模なライヴであり、約3年ぶりの開催となりました。MISIAが大切にしているテーマ、「キャンドルに祈りを込めながら大切なことを見つめなおす」は、来場者に深い感動を与えました。

「MISIA CANDLE NIGHT」は、2012年の東日本大震災を契機にスタート。自然や歴史を感じる特別な場所で行われ、観客とともに大切な時間を共有することが特徴です。今回の長崎での開催では、故郷からの愛と平和への願いが歌声に込められ、会場は感動で包まれました。

コンサートのオープニングを飾ったのは、最新アルバム『LOVE NEVER DIES』に収録された「明日晴れるといいな」。柔らかいメロディと共に、観客の笑顔が溢れる空間が広がりました。中盤では、地元の長崎少年少女合唱団との共演もあり、MISIAの力強い声と子どもたちの澄んだ歌声が重なり合う感動的な瞬間が演出されました。「分け合うことであたたかいハートが増えていくように」と語り、観客たちは一体感を感じながら歌に合わせました。

また、「希望のうた」では、活水中学校・高等学校の吹奏楽部の53名と共にパフォーマンスが展開され、平和への願いがMISIAの歌声とともに長崎の空に響き渡りました。彼女のMCでは、聴衆との心のつながりや、8月に寄せる特別な思いを語り、「キャンドルの灯りとともに大切な人との時間を過ごしてほしい」とのメッセージが心に残ります。

日没が迫る中、会場全体が幻想的なキャンドルの明かりに包まれ、徳島の竹あかり作家「たけの花」の作品が美しい灯りを作り出すさまは、まさに感動的なビジュアルでした。その中での「アイノカタチ」のパフォーマンスには、観客がキャンドルを持って歌詞を口ずさみ、その一体感が会場をさらに盛り上げました。

コンサートのクライマックスを飾ったのは「Candle Of Life」。MISIAは、「音楽の時間を皆さんと過ごせることは本当に幸せです。これからも笑い合える日々がありますように」と語り、全出演者と観客が一緒にキャンドルを吹き消しました。その瞬間、会場は一つになり、心温まる感動が広がりました。

この日は全19曲が披露され、約5,000人の観客が長崎に集結しました。MISIAのメッセージである愛と平和は、この特別な夜に参加した人々の心に永遠に灯り続けることでしょう。

セットリスト

1. 明日晴れるといいな
2. 星の銀貨
3. 明日はもっと好きになる
4. HOLIDAY
5. 太陽の地図
6. 好いとっと
7. はんぶんこ
8. 希望のうた
9. Be KIND
10. 僕はペガサス君はポラリス
11. 流れ星
12. オルフェンズの涙
13. 桜ひとひら
14. 逢いたくていま
15. さよならも言わないままで
16. One day, One life
17. 歌を歌おう
18. アイノカタチ
19. Candle Of Life