美狂乱、待望のニューアルバム『ブラッドライナーズ』を9月12日にリリース！

美狂乱が待望の新作『ブラッドライナーズ』を発表

日本のプログレッシヴ・ロック界を牽引してきた美狂乱が、2025年9月12日（金）にニューアルバム『ブラッドライナーズ / BLOODLINERS』をリリースします。このバンドは1980年代から音楽シーンで活動し続け、独自のスタイルと繊細な演奏で多くのファンを魅了してきました。

魅力あふれる新作内容

美狂乱は1982年にセルフ・タイトルのアルバムでデビューし、翌年にリリースした『パララックス』が高評価を得ています。その音楽性はテクニカルでありながら、聴く者の心をつかむ力を持っており、それが日本のプログレッシヴ・ロックの代表的な作品として称賛されています。新作『ブラッドライナーズ』は、前作から久々のリリースであり、期待が高まっています。

本作は、バンドのメンバーである須磨和声がヴァイオリンを担当しており、さらに静岡県富士宮市に位置するスタジオ『Mountain North Studio』でレコーディングされました。この絶好のロケーションでの制作が、アルバムにどのような影響を与えたのか、リスナーの興味をそそります。

新作では、プログレッシヴ・ロックの魅力を残しつつも、モダンでオルタナティヴなアプローチが随所に見られます。特に、キング・クリムゾンの『太陽と戦慄』期を思わせるサウンドが際立ち、鋭利でスリリングな演奏力が素晴らしい仕上がりになっています。

アートワークとアイデンティティ

ジャケットとブックレットには、著名な写真家・内藤忠行氏の作品が採用されています。彼はマイルス・ディヴィスの公式フォトグラファーとしても名を馳せ、アート・フォトやその他のプロジェクトで活躍してきました。新作にふさわしい美しいビジュアルは、音楽とともに楽しむことができる貴重な要素です。

須磨和声やその実姉・三枝晴美を加えたメンバーがレコーディングに関与し、実家でもある富士宮に強い結びつきを持つこのアルバムは、タイトル『ブラッドライナーズ＝血族』を象徴しています。家族の絆が音楽にどのように反映されているのか、聴けば感じられるでしょう。