GLION ARENA KOBEの概要
神戸市みなと空港近くに、日本初の270度海に囲まれた次世代アリーナ、「GLION ARENA KOBE」が、2025年4月の開業を目指して準備が進められています。このアリーナは、NTT都市開発が運営し、地域に根ざした新しい価値を創出することを目標としています。
270度の海に囲まれた新たなランドマーク
新港突堤西地区の再開発事業として進められたこのプロジェクトは、NTT都市開発、スマートバリュー、NTTドコモの三社が共同で開発を行いました。特に注目すべきは、関西最大級の観客収容数を誇る多目的アリーナで、1万人までのイベントに対応可能です。
アリーナのデザインは、神戸からの感動を発信し、世界に羽ばたく姿を象徴するV字型の屋根を採用しています。夜間には美しいライトアップで、周囲の景観に溶け込む様子が印象的です。これは、30年前の阪神淡路大震災からの復興の象徴でもあり、地域の新たなシンボルとなることでしょう。
スポーツとエンタメの融合
「GLION ARENA KOBE」は、プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」のホームゲームが行われる場所でもあります。2026年からはB.LEAGUEの最高峰「B.LEAGUE PREMIER」にも昇格予定で、今後の躍進が期待されています。また、音楽イベントやMICE(Meetings, Incentives, Conventions and Exhibitions)など、様々なイベントにも対応できる設計になっています。
快適な観戦体験を提供
館内にはVIPフロアが設置されており、特別な観戦体験を提供します。また、オープンテラスの飲食店も用意されており、海を眺めながら食事を楽しむことができます。これにより、アリーナ周辺が日常的に賑わう場所となることを目指しています。
環境に優しいアリーナ設計
このアリーナは、国内大規模アリーナ初の「ZEB Ready」認証を取得しています。設計の段階で、空調やエネルギー消費量の最適化が図られ、基準一次エネルギー消費量を52%削減することに成功しています。この取り組みは、エコで持続可能な地域作りに貢献するものです。
地域との協力を重視
「GLION ARENA KOBE」では、地域活性化に向けての取り組みも大切にされています。NTT都市開発と神戸市が締結した事業連携協定に基づき、訪れる人々に新しい文化や価値を提供するためのプログラムが実施されます。これにより、地域の住民と連携した共同作業やイベントの開催を通じて、地域の魅力向上へと繋がるでしょう。
開業に向けた期待
今回のプロジェクトは、神戸市に新しい文化を根付かせ、多様なエンターテインメントを提供することで人々の心を動かす場所となることが期待されます。音楽、スポーツ、地域の方々が触れ合う空間として、これからの季節が非常に楽しみです。新たに誕生する「GLION ARENA KOBE」は、多くの訪れる人々に感動と興奮を届ける「次世代のランドマーク」となることを目指しています。
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ぜひとも、公式HPやSNSなどを通じて最新情報を確認し、開業を心待ちにしましょう。