2026年3月28日(土)、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)で開催された「モリモリあつし先生 音楽ゲーム × 作曲 1DAYキャンプ」に、音楽ゲームの作曲家であるモリモリあつし氏が講師として登場しました。若者たちにとって、音楽制作の楽しさと難しさを体感できる貴重な一日となりました。
本イベントでは、特に中高生を対象にしており、定員は26名に制限されていました。参加者は、DAWソフト「FL Studio」を使って、自分自身のオリジナル楽曲を制作する挑戦を行いました。全員が創り上げた楽曲は、後にコンピレーションCDとしてまとめられ、参加者に手渡されることとなりました。
講師のモリモリあつし氏とは
モリモリあつし氏は、SOUND VOLTEXやCHUNITHM、Deemoなど、国内外の音楽ゲームに楽曲を提供している実力派の作曲家です。彼自身も中学生の頃にゲームに触発されて音楽制作を始め、数々の楽曲コンペを経てプロの道へ進むこととなりました。大手ゲーム会社KONAMIやSEGA、Rayarkからも楽曲の依頼があるなど、現在では音楽業界においてその名が知られつつあります。モリモリあつし氏が自身の経験をもとに指導することで、参加者たちは「自分にもできるかもしれない」と感じることができました。
イベント当日の進行
イベントは10:30から始まりました。午前中に行われたモリモリあつし氏のレクチャーでは、音楽制作の基礎知識や、制作フローの実演が行われました。その後、参加者たちは約2時間にわたって自分の楽曲制作に取り組みました。事前に与えられた課題は「BPM185の音ゲー曲を作ること」というもの。このミッションに取り組む中で、参加者たちは独自のユニークなアイデアを反映させた楽曲を完成させることが求められていました。
リンクやスマホアプリを利用することで、「作曲を始める」ハードルは確かに下がっているものの、実際に「1曲を完成させる」ことには未だ高い壁があります。本イベントでは、プロの指導を受けながら参加者全員がその壁に挑戦しました。実際、モリモリあつし氏による個別のアドバイスや、制作過程を共にすることが参加者の創造性を引き出し、最終的にそれぞれ独自の楽曲を形にする手助けとなったのです。
参加者の交流と感想
ランチタイムには、講師と参加者が小グループに分かれ、互いに交流する時間も設けられました。参加者たちからは「作曲の効率的な時間管理について学べた」「同年代のクリエイターとの交流は貴重な経験だ」といった声が多く寄せられました。モリモリあつし氏の活動についても、参加者たちは関心を示し、貴重なお話を聞くことができたと感想を述べました。
モリモリあつし氏のメッセージ
事後インタビューでは、モリモリあつし氏が「今日参加してくれた皆さんは非常に意欲的で印象的だった」と語りました。さらに「難しく考えすぎず、実際の作業が大事だ。小さな積み重ねが力になる」と中高生に対し、メッセージを送りました。
TSMは、プロの作曲家から直接指導を受けられるイベントを引き続き開催していきます。今後も中高生にとって観点を広げる貴重な機会を提供し、音楽業界への道をサポートしていく予定です。参加者全員が「1曲完成させる」体験は、彼らの音楽活動の第一歩として、多くの学びをもたらしました。今後もこのようなイベントに期待が寄せられます。