高松亜衣の室内楽シリーズ《Resonance》Vol.2に注目！メンデルスゾーン姉弟の魅力を探る

高松亜衣の室内楽シリーズ《Resonance》第2弾が誕生

注目の若手ヴァイオリニスト、高松亜衣がプロデュースする室内楽シリーズ《Resonance》の第2弾が開催されることが発表された。このプログラムは来たる2026年4月11日に第一生命ホールで行われ、メンデルスゾーン姉弟の音楽に焦点を当てた内容となっている。

高松亜衣とその音楽への熱い想い

東京藝術大学を卒業後、数多くの演奏を重ねてきた高松亜衣。その演奏スタイルは、深い音楽の解釈としなやかな表現力で高く評価されている。彼女の室内楽シリーズ《Resonance》は、“純粋なクラシックの魅力を届けたい”という思いからスタートした。

2025年夏には、第1弾の公演でブラームスとアレンスキーのピアノ三重奏曲を披露し、来場者からは大きな反響を得た。第2弾も高松自身が魅力的なプログラムを展開し、ファニー・メンデルスゾーンとフェリックス・メンデルスゾーン姉弟の音楽に迫る。

メンデルスゾーン姉弟の絆

ファニーとフェリックス・メンデルスゾーンは、ロマン派音楽の中でも特に強い絆を持つ姉弟として知られている。彼らは互いに影響を与え合い、創作活動を行ってきた。今回の公演では、彼らが残した重要な作品である《ピアノ三重奏曲ニ短調》と《ピアノ三重奏曲第2番ハ短調》に焦点を当てる。これらの作品は、異なる人生を歩みながらも、彼らの熱い想いと絆を映し出す音楽である。

ファニーの《ピアノ三重奏曲ニ短調》は、情熱が燃え上がる特徴的な作品で、フェリックスの作品はピアニストにとっても挑戦となる力強さが特徴だ。これらの曲を通じて、二人の音楽家としての道がどのように交差し、影響し合ったのかを感じることができるだろう。

演奏者の紹介

今回の公演には、高松亜衣の他に、ピアニスト黒岩航紀とチェリスト清水陽介も参加する。黒岩は東京藝術大学を首席で卒業し、数々の音楽コンクールで評価を得ている。一方、清水は14歳からハンガリーで学び、そのキャリアを飛躍的に伸ばしている注目の若手チェリストだ。

彼らがこの感動的な音楽作品をどのように響かせるのか、期待が高まる。

チケット情報

チケットは現在、高松亜衣のメンバーシップを通じての先行販売中で、一般販売は2023年11月29日から開始される。全席指定で、一般5000円、U25は3500円というお手頃な価格も魅力だ。

高松亜衣、黒岩航紀、清水陽介の三名による共演は、メンデルスゾーン姉弟の“熱情”と“絆”を今に息づかせる貴重な体験となることだろう。この特別な瞬間をぜひ見逃さないで欲しい。会場で彼らの音楽に酔いしれる時間は、感動の旋律に包まれること間違いない。

詳細に関しては、公式情報を参照して、チケット購入を検討してみてほしい。彼らの演奏がどのように響き合うのか、期待が高まるこの特別な瞬間を体験するために、是非足を運んでみてはいかがだろうか。