高松亜衣が織り成す新たな音楽の共鳴
新たなクラシック音楽の旅が、ヴァイオリニスト・高松亜衣によって幕を開けます。株式会社タクティカートが主催するこのコンサートシリーズは、次世代の音楽家として注目を浴び続ける高松亜衣を中心にした『高松亜衣 クラシックコンサート Vol.1 Resonance』からスタートします。
初回公演は、2025年6月13日(金)に東京の浜離宮朝日ホール、そして7月5日(土)には神戸朝日ホールで開催されます。SNS総フォロワーが60万人を超える高松亜衣は、全国ツアーも行っており、クラシック音楽に新たな風を吹き込む存在としての期待が寄せられています。
このシリーズの第一弾にあたる演目は「Resonance(レゾナンス)」。ピアノ三重奏という濃厚な音楽形式を通じて、クラシック音楽本来の“本質”に触れることを目指します。共演には、ピアニストの黒岩航紀とチェリストの清水陽介が参加し、アレンスキーのピアノ三重奏曲とブラームスのピアノ三重奏曲第1番という、ロマン派音楽の名作を披露します。
高松亜衣は、東京藝術大学附属音楽高等学校を卒業後、東京藝術大学およびその大学院で技術を磨き、数々のオーケストラとの共演を経て、名実ともに実力派のヴァイオリニストとして活躍しています。また、近年リリースしたCD『FOUR SEASONS』や『PRISM』も、多くのリスナーに愛されています。YouTubeチャンネルでは、クラシック音楽の多様性と魅力を伝える取り組みも行い、幅広い世代から支持を受けています。
共演する黒岩航紀は、国内外で数々のコンクールに入賞しており、演奏者としての技術だけでなく教育者としても名を馳せています。そして清水陽介は、ハンガリー・リスト音楽院を卒業後、台頭する若手チェリストとして、多様な活動を展開しています。今回のコンサートでは、三者の音楽的対話が創造されることでしょう。
本公演では、アレンスキーのピアノ三重奏曲の持つロシア的な叙情美と、ブラームスの構築美あふれる作品が融合し、聴衆の心を打つ瞬間を体験することができます。“Resonance”というタイトルに相応しい、この共鳴の体験は、クラシック音楽ファンならずとも感動的なものとなることでしょう。楽曲の持つ感情や構造に対する深い探求が、リアルかつ親密な空間で繰り広げられます。
チケットの情報についてですが、メンバーシップ登録者向けの先行販売が2025年4月26日(土)18:00から始まり、一般発売は5月3日(土)10:00より予定されています。さまざまなプレイガイドを通じて購入することも可能です。
この新シリーズの意義は、作品、演奏者、そして観客との間に生まれる音楽的な共鳴を追求することです。第1弾の公演を通して、クラシック音楽の真髄に迫る貴重なチャンスを、ぜひご体験ください。音楽の持つ力、響きの美しさを、新たな形で感じることができるはずです。