テイチクとBelieve、新たな時代の音楽配信を切り開くパートナーシップ

テイチクエンタテインメントとBelieveの包括的パートナーシップ

2025年3月、株式会社テイチクエンタテインメント（以下、テイチク）とBelieveが音楽配信において新たなパートナーシップを結びました。この契約により、テイチクが保有する新旧のアーティストたちの全作品が、Believeを通じて全世界に配信されることが決まりました。この画期的な試みは、日本の音楽を世界に届ける重要なステップとなります。

テイチクは、90年にわたる豊かな歴史を背景に、音楽業界において多くのヒット作品を生み出してきました。演歌や歌謡曲、ポップスに至るまで、テイチクのカタログは多岐にわたります。これからは、Believeの先進的なテクノロジーやグローバルなデジタルサービスプロバイダー（DSP）のネットワークを活用し、さらなるデジタルシフトを図ります。

テイチクの強みと今後の展望

テイチクは、時代を超えて愛される楽曲を数多く手掛けてきました。栗田秀樹社長は、「弊社の財産とも言えるヒット曲を世界に発信し、J-POPのヒットを作ることが目下の命題です」と語り、今回のパートナーシップがテイチクの今後の成長に大きな助けとなることを確信しています。

テイチクには、今も多くの著名なアーティストたちが在籍しており、その数々の名曲は日本の音楽における伝説とも言えます。グローバルな視点からも、これらの作品をデジタルで配信することで、多くのリスナーと新たに出会うことができるでしょう。

Believeの役割とサポート

一方、Believeはインディペンデントアーティストやレーベルがデジタル空間で成長を遂げていくためのソリューションを提供しています。シルヴァン・ドランジェ社長は、テイチクとのパートナーシップを通じて、古典的な作品をデジタルの世界で再活性化させていくことに期待を寄せています。

Believeは約50カ国に拠点を持ち、アーティストに対して公平で透明性のあるサポートを提供します。このノウハウを生かし、テイチクの楽曲を世界中のリスナーに届けることで、さらに多くのファンを獲得することが狙いです。

双方による新たな挑戦

新たなパートナーシップを結んだテイチクとBelieveは、共に音楽の未来を切り開いていく姿勢を示しています。優れた作品を世界中に届けるための取り組みを加速し、アーティストたちに新しい市場と機会を提供していきます。

メディアが変わっても、音楽は人々を結ぶ力を持っています。テイチクエンタテインメントとBelieveの挑戦は、日本の音楽文化を盛り上げ、更には世界の音楽シーンに新しい風を吹き込むものになることでしょう。

今後の展開に期待が高まる中で、テイチクとBelieveのさらなる成功を祈っています。