『MOTHER2』30周年記念の音楽ライブが音源化
スーパーファミコン™用ソフト『MOTHER2 ギーグの逆襲』の30周年を祝するライブ「MOTHERのおんがく。」の音源化が決まりました。ファン待望のCD、レコード、デジタル配信が予定されており、リリース日は2025年7月23日(水)となっています。
この記念すべきライブは、ほぼ日MOTHERプロジェクトが主催し、鈴木慶一を中心に豪華メンバーによる特別バンドが出演。音楽には、1989年にリリースされた『MOTHER』も含まれており、両作品のファンにとっては見逃せないイベントとなっています。
特別バンドには、鈴木慶一のほか、ゴンドウトモヒコ、澤部渡、佐藤優介、田中宏和、ダニエルクオンが参加。そして、ゲストボーカルには坂本美雨が加わり、まさに一世代を代表するアーティストたちが集結しました。
収録内容
音源には以下の楽曲が収録されます。シングルCD(3500円、税込)とレコード(6050円、税込)の2形態で発表され、ユニークな音源として多くのファンの支持を集めるでしょう。
- - PROLOGUE (作曲:田中宏和)
- - POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU) (作詞:Linda Hennrick, 作曲:鈴木慶一)
- - EIGHT MELODIES (TOY PIANO VERSION IN MOTHER)~SMILES AND TEARS(MAGICANT IN MOTHER2) (作詞:Linda Hennrick, 作曲:鈴木慶一・田中宏和)
- - MAGICANT (作曲:田中宏和)
- - WISDOM OF THE WORLD (作詞:Linda Hennrick, 作曲:鈴木慶一)
- - SMILES AND TEARS (作詞:糸井重里, 作曲:鈴木慶一・田中宏和)
ブックレットには、「MOTHERのおんがく。」第2部のトークコーナーも収録されており、「MOTHER」シリーズの生みの親である糸井重里と鈴木慶一、田中宏和が当時の思い出を語ります。
この音源化は、ゲーム音楽の枠を超え、幅広い世代のファンに愛され続けている「MOTHER」シリーズの音楽をさらに深く理解する機会を提供しています。
鈴木慶一の音楽人としての軌跡
鈴木慶一は1951年に東京で生まれ、1970年から音楽活動を開始。彼は、「はちみつぱい」や「ムーンライダーズ」といったバンドでの活動に加え、数多くのCM音楽やアイドル、演歌など幅広い楽曲を手掛けてきました。また、『MOTHER』シリーズの音楽も担当し、多くの人々に影響を与えてきた名アーティストです。
さらに、映画音楽においてもアカデミー賞を受賞するなど、そのキャリアは多岐にわたります。映画『座頭市』のサウンドトラックが国際的に評価されるなど、鈴木の音楽は日本に留まらず世界に影響を与え続けています。
公式サイトでは、リリース情報やイベントに関する詳細も公開されており、音楽ファンとしては無料で参加できるトークコーナーの様子も楽しめるようです。
最後に
『MOTHER』シリーズの音楽は、たけし監督の映画音楽同様に、それ自体が文化として浸透しています。ファンの心をつかむ不朽のメロディを、改めて体感できるこの機会をぜひ信じて、早めのチェックをお勧めします。音楽の力を再確認しましょう。