音楽とアートの融合！新しい第九を体験する特別な音楽会開催

新しい第九：音楽とアートのコラボレーション

2025年12月7日、福岡市民ホールでは特別な音楽イベントが開催されます。その名も『みえるかんじる新しい第九～ぼくらはみんなうたうたい～』。珍しいこのコンサートは、インクルーシブな合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」と九州交響楽団がコラボレーションし、感動的な音楽体験を提供します。

福岡市文化芸術振興財団が主催するこのイベントは、アートと市民をつなぐことを目指したものであり、手話による表現や音楽の多様性が大きなテーマです。特に注目されるのは、ベートーヴェンの名曲『交響曲第9番』を新しい視点で楽しめるところです。会場では、ドイツ手話に基づいた「手歌」によって、参加者全員が一体感を得ることができるでしょう。

コラボレーションの意義

本公演は、「ホワイトハンドコーラスNIPPON」が中心となり、一般公募で集まった参加者と共に、九州交響楽団と連携して制作されています。こちらの合唱団は、ろう者や視覚に障害のある方など、さまざまなバックグラウンドのメンバーを受け入れ、誰もが音楽を楽しめる場を作り出しています。彼らの活動は、音楽の提供だけでなく、障がいのある人々にも参加の機会を提供することに重きを置いています。

コラボレーションの中で、観客は音楽を「見る」ことができるよう、白い手袋が指揮者の合図に従って舞う姿が印象的です。このような演出により、視覚的にも音楽を楽しむことができ、また感覚的な理解が深まるのです。

開催詳細と参加方法

公演は、2025年12月7日午後1時30分から始まります。福岡市民ホールの大ホールは、市の中心部に位置し、アクセスも良好です。開場は午後12時30分からで、ぜひ早めにお越しください。

チケットは一般の方々に向けて売り出されており、特典付きのチケットも用意されています。料金体系は多様で、U-18の方々には割引も適用されているため、若い世代も参加しやすい環境となっています。