『北斎小唄』開催
2025-08-08 10:46:24

江戸情緒を感じる『北斎小唄』が今年も開催!

江戸の風情を味わう『北斎小唄』今年も開幕!



2025年10月19日、東京都墨田区のYKK60ビル AZ1ホールで、今年も名作小唄の舞台『北斎小唄そぞろ歩きすみだの節気』が上演されます。江戸時代の絵師・葛飾北斎や歌川広重の浮世絵が織り成す情緒あふれる空間で、観客は小唄とともに江戸情緒を体感することができます。

チケットはカンフェティで購入可能で、前売りは4,000円ですが、カンフェティ会員なら特別割引が適用され、たった3,000円で入場することができます。これにより、より多くの人々がこの貴重な体験に参加しやすくなりました。詳細なチケット購入はカンフェティの公式サイトからチェックできます。

昨年の公演では、『北斎小唄より道江戸・東京橋めぐり』が大好評を博しました。この際は、撮影を担当した渡邉肇さんの映像が一部公開されており、過去の公演を想起させる内容となっています。特に、明暮れ小唄(千紫巳恵佳・小唄幸三希)の美しい歌声は、観客の心に深く響きました。

今年の舞台では、昨年真打に昇進した柳家緑太が案内役を務め、時代の流れを感じる新たな演出が期待されています。福原千鶴社中による囃子のおかげで、江戸の街をそぞろ歩く体験が視覚と聴覚の両方で楽しめます。舞台は北斎の住まい近くの隅田川界隈に設定され、訪れた観客は春夏秋冬の日本の四季を舞台で感じることができるでしょう。

今回のテーマは、季節の移り変わりが薄れがちな現代において、再評価が進んでいる二十四節気や五節句といった年中行事。この取り組みによって、観客が時間や季節の変化に敏感になれるような演出が期待されます。江戸の人々が大切にしていたリズムが、今の生活にも何らかの形で通じていると感じさせる、深いメッセージが込められています。

脚本と演出を手がけるのは、国立劇場での歌舞伎や古典芸能公演の実績が豊富な大和田文雄。また、独自のアートスタイルで知られる絵本作家・小池アミイゴがアートディレクションを担当し、江戸と現代の橋渡しをしています。彼らの協力によって、この舞台はただの音楽イベントではなく、総合芸術としての楽しみが提供されているのです。

また、助成を受けた独立行政法人日本芸術文化振興会や、アーツカウンシル東京により、このプロジェクトは地域の文化を豊かにするための重要な役割を果たしています。

この『北斎小唄』は、単なる観賞の場でなく、日常から少し離れて心の癒しを求める人々にとっての特別な体験となることでしょう。幻想的な空間の中で、観客は江戸の文化と現代の感覚が融合した時間を楽しむことができます。ぜひこの機会に、江戸のディスカバリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。


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