Leon FanourakisとFUJI TRILLがタッグを組んだ新曲『REAWAKE』が誕生

Leon FanourakisとFUJI TRILLがタッグを組んだ新曲『REAWAKE』

日本のHIP HOPシーンにおいて、注目される新たなコラボレーションが生まれました。ラッパーのLeon FanourakisとプロデューサーのFUJI TRILLが手がけた新曲『REAWAKE』がリリースされました。この楽曲は、ダンスチームFULLCAST RAISERZの再起をテーマにしており、力強くもエモーショナルなメッセージが込められています。

Leon Fanourakisとは？

Leon Fanourakisは、横浜出身の実力派ラッパーで、そのパワフルなラップスタイルで絶大な支持を受けています。彼は、2015年の「第8回高校生ラップ選手権」や、2018年の「ラップスタア誕生! シーズン2」で優勝を果たし、その名を広めました。彼の特徴は、高速のフロウとタイトなライミングで、バラエティに富んだビートに巧みに乗る技術を持ち合わせています。

FUJI TRILLの役割

一方、FUJI TRILLはヒップホップシーンで長年にわたり活躍しており、2004年からDJとしてのキャリアをスタートしました。彼は、年間250本以上のDJ出演を誇り、プロデューサーとしても数多くのラッパーのトラック制作を手がけてきました。彼のスタイルは「体験型」で、リスナーとの感情的なつながりを重視しています。

『REAWAKE』の背景

新曲『REAWAKE』は、プロダンスリーグD.LEAGUEに参戦しているFULLCAST RAISERZをテーマにした意義深い楽曲です。FULLCAST RAISERZは、ロサンゼルス・サウスセントラル発祥のダンススタイルKRUMPを得意とし、熱いエネルギーと感情をダンスで表現する肉体派集団です。彼らは過去に素晴らしい成績を収めており、特に20-21 SEASONではレギュラーシーズン首位に立つなど、その名を轟かせました。しかし、昨シーズンは不運にも最下位に終わり、チームとしての大きな転換を迫られていました。

『REAWAKE』は、FULLCAST RAISERZの再起を誓う彼らにとって、再びの目覚めを表現する象徴的な楽曲です。曲のサウンドは、FUJI TRILLが生み出した荒々しくも緻密なビートに、Leonの力強いラップが融合し、まるでFULLCAST RAISERZの魂そのものを具現化したようなエネルギーが詰まっています。

復活を遂げたFULLCAST RAISERZ

2025年の10月26日、TOYOTA ARENA TOKYOで開催された「第一生命D.LEAGUE 25-26」開幕戦において、FULLCAST RAISERZは初戦で勝利を収め、見事な復活を遂げました。また、ディレクター兼パフォーマーのKTRがMVD（Most Valuable Dancer）を受賞したことも、彼らの勢いをさらに後押ししています。

『REAWAKE』は、FULLCAST RAISERZの再起を全力で応援し、その盛り上がりを後押しする楽曲となっています。この楽曲が、彼らの未来にどのような影響を与えていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。