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公益財団法人アイヌ民族文化財団が運営するウポポイ（民族共生象徴空間）では、2026年2月7日から14日までの8日間、「UPOPOY CULTURE FEST」（ウポポイ文化交流フェスティバル）が開催されます。このイベントは、先住民族文化の交流をテーマに、音楽や映画、シンポジウムを通じて、多様な表現活動を体験できる貴重な機会です。

音楽と映画で感じる先住民族文化

ウポポイ文化交流フェスティバルでは、特に注目したい企画がいくつかあります。まずは、アイヌ民族と台湾の先住民族バンドによるライブ公演です。アイヌ文化を取り入れたバンド「nincup（ニンチュプ）」と、台湾のブヌン族とパイワン族からなる「Siva9 Band（シヴァナイン バンド）」が、初めての日本公演を行います。

この公演は、2月14日に行われ、開始時間は13:30から16:30の間です。両バンドはそれぞれ、アイヌの伝統的な歌や舞踊を自身の音楽に融合させ、新たな表現を楽しませてくれるでしょう。

舞台作品上映とトークショー

また、ウポポイの名誉アンバサダーとして知られる宇梶剛士氏が主宰する劇団による舞台作品『永遠ノ矢（トワノアイ）』の劇場版が上映され、宇梶氏のトークショーも行われます。この上映は2月11日で、14時から16時10分までの間に楽しむことができます。トークショーは16時10分から行われ、観客との対話を通じて、アイヌ文化の重要性についての理解を深めることができる貴重な機会となります。

国際先住民族博物館シンポジウム

さらに、2月7日と8日には、アメリカ、オーストラリア、フィンランドの国立先住民族博物館の館長を招いて、国際先住民族博物館シンポジウムが開催されます。こちらのシンポジウムでは、「先住民族×博物館」がテーマとなり、文化をつなげる意義や将来の役割についての議論が行われる予定です。このように、多岐にわたるプログラムが用意されていることから、さまざまな視点で先住民族文化を考える機会が提供されることでしょう。

開催概要

「ウポポイ文化交流フェスティバル」の開催日時は、2026年2月7日から14日までで、時間は毎日9:00から17:00までとなっています。初日の2月7日は少し長めの開催時間でして！
特設ウェブサイトも設けられており、詳細情報や参加申し込みについてはそちらをご覧ください。

ウポポイは、北海道白老町に位置し、アイヌ文化の復興や創造の拠点として2020年にオープンした施設です。ある意味では、アイヌ文化を気軽に体験できる場として、多くの人々に親しまれています。ぜひ、この機会にウポポイ文化交流フェスティバルに参加し、先住民族文化の豊かさを感じてみてはいかがでしょうか。

公式ウェブサイトや各種SNSもチェックして、新たな文化体験への一歩を踏み出しましょう！

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