夏季特別展「光と遊ぶ!超体感型ミュージアム魔法の美術館」
福岡県大野城市の大野城心のふるさと館で、令和7年度夏季特別展「光と遊ぶ!超体感型ミュージアム魔法の美術館」が7月15日から9月7日まで開催されます。この展覧会は、子どもから大人まで楽しめる体験型アートイベントで、国内外のアーティストによる魅力あふれる作品が集結します。特に今年初お披露目の作品も含まれ、訪れる人々をファンタジーの世界に引き込みます。
体感型アートの魅力
「魔法の美術館」では、見るだけでなく、実際に作品に触れ、参加することでより深い体験が得られます。出展作品は多種多様で、光と色彩が織り成す魔法のような世界が広がります。会場内を回る中で、多くの人々が世代を超えてアートの不思議さを味わうことができるのです。
目を引く作品たち
1. happy halloween! (HDMI)
目の前に映し出される自分の顔が、リアルタイムで様々な仮装に変身。ハロウィンの雰囲気を感じながら、楽しむことができます。
2. よるにおもう (重田佑介+Zennyan)
白い本を手に持つと、夜空に浮かぶ星座たちがピクセルアニメで描かれ、自分がまるで夜空の旅人のように感じられます。
3. なげる、あてる、ひろがる (スイッチ)
壁に向かってボールを投げると、当たった場所に花火が打ち上がる楽しいインタラクションがあります。何度もボールを投げたくなる作品です。
4. 七色小道 (坪倉輝明)
小道を歩くたびに足元に様々な色や光が浮かび上がり、観覧者同士の色が混ざり合うことで、その瞬間のみの色や形を楽しめます。
5. Vertexceed (坪倉輝明)
三角形のオブジェに手をかざすと、色とりどりの模様が変幻自在に動き出し、視覚的な快感を提供します。
6. つくもがみ (坪倉輝明)
自身の動作が廃棄物に宿る魂のような感覚を呼び起こし、作品の中で生きることを体感できます。
7. 展覧会の絵 (坪倉輝明)
自分が絵画の一部となり、他のオブジェクトに触れることで、作品全体を完成させる参与型のアートです。
8. Immersive Shadow (藤本直明)
壁に映し出されたボールを自分の影で触ったりはじいたりするという、新たな体験を提供する作品です。
9. 衝突と散乱 (藤本直明)
床に散らばった色や形の破片が集まったり遠ざかったりし、歩みに合わせた動きが観覧者に驚きをもたらします。
10. かなでるさがし (本多大和)
テーブル上のパネルにおたまじゃくしがぶつかることで音が発生し、偶然生まれるメロディーを楽しむことができます。
11. 光の波紋 (森脇裕之)
作品に手をかざすことで光が波紋のように広がる不思議な感覚を提供し、まるで光を操るような体験が得られます。
12. ハマる!ミュージックビデオ (渡邊敬之)
音楽に合わせて自分の動きに影響を受けて体部分にパーツが次々とはまる、新たなミュージックビデオ体験を作り出します。
この展覧会では、訪れた方々がまるで魔法の中にいるかのような体験をすることができるため、ぜひ家族や友人と共に足を運んでみてください。たくさんの感動と思い出を持ち帰ることができるでしょう。
開催情報
特別展の開催期間は令和7年7月15日から9月7日まで。大野城心のふるさと館にて、月曜日は休館日です。入場料は一般1,000円、中・高校生500円、4歳~小学生300円とお手頃です。この夏、アートの魔法にかけられてみてはいかがでしょうか。