コクーンラボ、英国のOne Degree社とホログラム技術に関する独占契約を締結
コクーンラボとOne Degree社の新たな提携
株式会社コクーンラボが、ロンドンを拠点にしたOne Degree社と「ファーストルック・テクノロジー契約」を結び、最先端の3Dホログラム技術を日本で独占的に展開することが決定しました。この提携は、技術革新と文化体験の融合を目指していることを強調しており、両社がもたらす新しい体験に期待が寄せられています。
One Degree社の紹介
One Degreeは、CEOのケイト・バクスターが率いる企業で、3Dホログラムと拡張現実(AR)に関連する特許を多数保有しています。同社はエンターテインメント業界の革新的なプロジェクトにおいて高い評価を得ており、ヨーロッパやアメリカで数多くの体験型イベントを手掛けてきました。例えば、ロンドンのV&Aミュージアムでの「David Bowie Is」や「Pink Floyd: Their Mortal Remains」展、ニューヨークでの「Ghost Busters Experience」など、多くの成功を収めています。
現在、One Degreeはエジプトで新たな展示を企画中であり、さらには大規模なeスポーツプロジェクトや、新しいポップカルチャー体験も進行中です。これにより、ホログラム技術の可能性はさらに広がっていくでしょう。
コクーンラボの新たな挑戦
コクーンラボは、One Degreeとの提携によって日本国内でのホログラム技術の展開において独占的な権利を得ることとなります。この契約により、同社は7件の特許技術や10件の新技術を活用し、商業施設や文化イベント、観光地、公共事業など、様々な領域で「驚き」と「没入感」を提供する空間デザインを実現することを目指しています。
特に、新技術はゲーム分野においても重要な役割を果たすと期待されており、今後の市場の成長が見込まれています。コクーンラボは、ロンドンで実証済みのホログラム・ソリューションを日本の文化や市場に合わせて取り入れた体験の共同開発を進めていく考えです。
新たなデザイン哲学「HX」
さらに、コクーンラボはOne Degreeの新しいデザイン哲学「HX = Human Experience」を採用します。この理念は、従来のユーザー体験(UX)や顧客体験(CX)を超え、より体験中心のマーケティング手法を求める世界的なトレンドに応じたものです。市場が求める複雑なニーズに応えるために、より深い理解と工夫が求められるでしょう。
最後に
コクーンラボとOne Degreeのコラボレーションは、単なる技術の導入に留まらず、日本市場における文化体験そのものを変革する可能性を秘めています。今後の進展に注目し、新たな驚きと没入感を体験できる日を楽しみにしています。これに関するさらなる情報や提案の詳細については、コクーンラボの公式ウェブサイトも併せてご確認ください。