新たな顔のデザイン
2025-05-14 13:40:42

テクノスカレッジ学生がデザインしたバナーフラッグ、府中の森芸術劇場の新たな顔に

テクノスカレッジの学生がデザインしたバナーフラッグ



東京都府中市に位置する「府中の森芸術劇場」は、開館から30年の歴史を有する多摩地域の中心的な文化施設です。このたび、同劇場が大規模改修に向けて新たに生まれ変わり、2025年4月にリニューアルオープンします。その際を彩るバナーフラッグのデザインが、総合学院テクノスカレッジのデザイン科の学生によって制作され、正式に採用されました。

学生たちの創造力が光る



テクノスカレッジは、地域との連携と実社会との接点を大切にしています。デザイン科の学生たちは、リニューアルに向けた準備が進む中、独自に提案を行い、それが具体的な形として現れました。選ばれた2種類のデザインは、府中の森公園や京王線東府中駅を結ぶ29カ所に掲出され、訪れる人々の目を引くでしょう。

デザインの背後には、芸術文化の広がりが感じられます。「心の響きが、ここにはある」「このまちから響かせる」というフレーズが、新たな文化の発信源としての劇場の役割を強調しています。

デザインを担当した学生



デザインを手がけたのは、テクノスカレッジのデザイン科2年生です。特に注目すべきは、以下の学生によるデザインです。

  • - 稲葉流音 「心の響きが、ここにはある。」
- 3つの異なるホールから発信される芸術文化の広がりを美しく表現。

  • - 鴨下美奈実 「このまちから響かせる」
- 流れるような音楽のイメージと創造性を具現化しました。

  • - 三上綾乃
- 結果のデザインに対する最終調整を行い、学生たちの協力で魅力的な作品に仕上げました。

デザイン監修のコメント



デザインの監修を行ったのは、本学も特別講師でもある加藤淳氏です。彼は、このプロジェクトに関するコメントを通じて、学生たちが地域社会や現代のニーズに対して積極的にアプローチしていることを称賛しました。また、学生の独創的なアイデアが採用され、具体的な形になることの重要性も強調しています。

テクノスカレッジの概要



総合学院テクノスカレッジは、1959年に設立され、映像制作から音楽、ホテル業界まで多岐にわたる専門的な教育を提供しています。エンターテイメント業界の新たな人材を育てるために、学生たちが多様な体験を積むことのできる環境が整っています。

海外の姉妹校との交流を通じて、グローバルな視野を持つ教育プログラムも提供され、学生は各自の目標に応じた多様な学びを得ることができます。

このように、テクノスカレッジは未来のクリエイターたちを育成し、地域社会との結びつきを強化する活動を続けています。「府中の森芸術劇場」のリニューアルオープンは、学生たちにとっても、新しいスタートとなるでしょう。今後の文化発信に期待が寄せられています。


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