市川團十郎とケントモリが織りなす舞台『THE BUSHIDO』の魅力とは

市川團十郎とケントモリが贈る舞台『THE BUSHIDO』の魅力

今年、歌舞伎俳優・市川團十郎と世界的なダンスアーティスト・ケントモリによる新作舞台「KABUKI ARTLIVE Episode.0『THE BUSHIDO -舞志道-』」が注目を集めています。この作品は、日本の伝統芸術と現代のアートが見事に融合した新たな試みであり、海外へ向けた日本文化の発信にも貢献します。

日本博2.0に採択された意義

この舞台が「日本博2.0」に採択されたことは特筆すべき点です。「日本博」は日本の美と心をテーマに、縄文時代から現代に至る文化芸術を国内外に発信するプロジェクトであり、「THE BUSHIDO」もその理念に基づいた内容が高く評価されています。

市川團十郎は「伝統の中に革新があり、革新の中にも伝統がある」という考え方のもと、日本の心を舞台を通じて次の世代や世界に伝えることに力を入れています。舞台は、観客に新たな視点を提供し、文化の深い理解を促進します。

特設サイトの公開と追加チケット販売

「THE BUSHIDO」の特設サイトが公開され、作品の詳細やビジュアルが紹介されています。さらに、好評のため、11月30日と12月1日開催のS席が限定数量で追加販売されることが決定しました。これに合わせて、特別公演も実施されることになり、12月2日に「THE BUSHIDO」のバックストーリーを探る後夜祭を開催します。この公演では市川團十郎は出演しませんが、ケントモリや他の出演者によるトークセッションが行われ、観客と共に作品の核心に迫る機会となります。

後夜祭の内容

後夜祭では、舞台の質問や所作、動きに込められた意味についてのディスカッションが予定されています。観客が普段知ることのできない創作の裏側や日本文化の精神性に触れる貴重な時間が提供される予定です。このような取り組みを通じて、アートだけでなく、文化の深い理解が促されることを目指しています。

市川團十郎とケントモリのプロフィール

市川團十郎は、古典芸能の精神を守りながら革新を恐れず挑戦し続けるトッププレイヤーです。近年はデジタルアートやNFT、メタバースの利用にも積極的で、伝統芸能の魅力を現代に引き継ぐ取り組みを行っています。
ケントモリは、マイケル・ジャクソンやマドンナといった世界的アーティストの専属ダンサーを務めてきた経歴を持ち、彼の目指す「舞気を通じた世界平和」とのビジョンが作品に深く根付いています。

チケット情報

KABUKI ARTLIVE Episode.0「THE BUSHIDO -舞志道-」は2025年、11月30日と12月1日に開催されます。S席は¥30,000、A席は¥15,000で、一部の席しか残っていない状況です。追加公演「THE BUSHIDO Episode.0 -後夜祭-」は12月2日に京都の宮川町歌舞練場で行われ、全席が¥5,500で提供されており、チケットは11月22日から販売開始されます。

この舞台は、日本の伝統と現代アートを融合させた意義深い作品であり、文化の新たな形を探る試みとして多くの人々の関心を集めることでしょう。