ユニバーサルと提携、日本初のデジタル音楽専門校が2026年開校

日本初！デジタルに特化した音楽専門校が開校

2026年4月、株式会社バンタンがユニバーサルミュージックとタッグを組み、デジタル時代に適応した音楽専門校「バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサルミュージック」を開校することが発表されました。この校舎では、音楽制作からプロモーション、配信管理まで、最新のデジタル技術を駆使した教育プログラムが提供され、音楽業界で必要な実践的スキルを習得することが可能です。

教育環境の新しいスタンダード

この新しい学校は、大学部・専門部・高等部から構成されており、全ての学生に大卒・高卒資格取得の道を提供します。特に注目すべきは、音楽の多様化に対応したカスタマイズ可能なカリキュラム。学生は自分の興味やキャリア目標に応じて、科目を選択し、専門性を身につけることができます。

特別顧問には、世界的アーティストの布袋寅泰氏が就任し、実務に即した特別講義を行います。さらに、TikTokで人気が急上昇し、メジャーデビューも果たした新世代のアーティストimase氏からの講義も予定されています。

デジタル時代に求められるスキル

近年の音楽市場はデジタル化が進み、2023年には世界市場が10.2％成長しました。この潮流の中で、音楽制作やプロモーションにおいてデジタル技術が不可欠となっており、生徒にはこれらのスキルを身につけることが求められています。

「バンタンミュージックアカデミー」は、現役のクリエイターや音楽業界のプロフェッショナルによる実践的な授業を通じて、学生に短期間で即戦力となるスキルを提供することを目指しています。ユニバーサルミュージックとの連携により、業界のリーダーたちから学べる特別な環境が整えられます。

就職支援も充実

音楽業界でのキャリアを目指す学生には、企業説明会やキャリア相談会も実施され、業界での就職が全面的にバックアップされます。また、優秀な学生にはメジャーデビューの機会が与えられる学内オーディションも設けられています。これにより、学生は夢を実現するための道筋を真剣に考えることができる環境が整備されています。

さらに、最近増加している不登校生を含む多様な背景を持つ学生に向けて、週に一度通えるオンラインコースも提供されます。これにより、学びたいという意欲があるすべての人が、自分のペースで成長できる手段が整えられています。

音楽ビジネスの未来を見据えて

バンタン代表取締役社長の木村良輔氏は、「私たちは世界で一番、社会に近いスクールを目指しています。音楽ビジネスの最前線で活躍したい学生を一人でも多く輩出し、彼らの成功を支援したいと考えています」と述べています。音楽業界は急速に変化しているため、最新のトレンドや技術を学び、自己表現の幅を広げる環境が求められているのです。

ユニバーサルミュージックの力を借りたこの新しい試みは、未来の音楽業界を担う人材の成長を促進することを目指し、多くの熱意ある学生を迎え入れることでしょう。