滋賀県初のエンタメアリーナ建設プロジェクトが始動！

滋賀県初のエンタメアリーナ建設プロジェクト

公益財団法人「滋賀レイクスターズ」が、滋賀県に音楽やスポーツ、国際会議などのイベントを開催できる新たなアリーナの建設を目指し、準備室を設置しました。スローガンは「つくろう！滋賀の夢☆エンタメアリーナ」とされ、民間施設と公的支援を組み合わせた「民設民営」で建設が進められます。この新アリーナは、6000人から8000人を収容可能な規模を予定しており、地域の活性化に寄与することが期待されています。

新アリーナ計画の背景と期待

現在、滋賀県には競技用アリーナは存在するものの、エンタメ専用施設はまだ整備されていません。近年、2000人から5000人を収容できるイベントが増えてきており、その需要に応えるためにエンタメアリーナが求められています。役割としては、地域の中核施設として、多くの観光客や地元住民を引き寄せる「スマートベニュー」の機能を果たすことが期待されています。

また、年間100日以上の興行を予定し、50万から60万人を動員する計画です。これは、地域経済に新たな活気をもたらし、滋賀を訪れる人々にとっても魅力的な場所になるでしょう。

全国のエンタメアリーナの流れ

最近では、全国各地でエンタメアリーナの建設が進められています。沖縄、群馬、千葉、長崎などの地域では既にアリーナが稼働しており、2025年には神戸GLIONアリーナのオープンも予定されています。また、名古屋や京都での建設も進行中で、多くのエンタメアリーナが民設民営による形で設立されるトレンドが見られます。

具体的な計画内容

滋賀アリーナでは、年間100日分のイベント開催を計画しています。具体的な内訳は以下の通りです：

- 音楽系イベント：20～40日を予定。イベントプロモーターと提携し、コンサート需要を見込んで、客席のキャパを調整する可変式の設計がされます。
- スポーツイベント：30～50日。滋賀県を拠点にするプロチームである滋賀レイクスや東レ・アローズとの連携を深め、大きな集客性を持つ計画を目指しています。
- MICEイベント：10～20日。地域発の独自イベントの企画も視野に入れ、展示会や式典に特化した誘致も進めていきます。

進捗とともに広がるコミュニティ

今後1〜2年で候補地選定を進めながら、事業計画をまとめる予定です。また、県民との参加意識を高めるため、さまざまなアイデアを募集し、地域に相応しいアリーナを共に作り上げていくための活動を続けていきます。さらに、アリーナ基金を設立し、寄付による税額控除の機会も提供します。

2007年に滋賀レイクスターズが設立された際のように、地域の人々の協力を得ながら、エンタメアリーナの実現も目指しています。多くの人々からの賛同を得て、長期的に地域貢献を果たせる施設として展開していくことが期待されています。

「夢のアリーナ」を共に実現させましょう！