音楽制作を効率化する新サービス「Track Hub」登場
リアラブル株式会社が新たに提供を開始した「Track Hub(トラックハブ)」は、楽曲制作のファイル共有や管理を簡素化するサービスです。特に、デモ音源やパラデータ(ステムデータ)のやり取りを簡便に行うことができ、音楽制作の現場での作業を大いに助けてくれます。
Track Hubの基本機能
「Track Hub」は、アップロードしたデモ音源やパラデータをURLにまとめ、ブラウザ上で簡単に試聴できます。登録は不要で、URLを送ることで誰でもデータを共有可能です。プロジェクトを開始するにあたってアカウント作成は必要なく、誰でもすぐに使い始めることができます。
共有されたリンクを開くだけで、相手はDAWをインストールせずともブラウザ上で音源を確認できます。これは、音楽制作に携わる多くの人々にとって非常に便利な機能です。音源の再生を行いながら、トラック毎の音量調整や旧テイクとの聴き比べが可能で、非常に効率的です。
特徴の詳細
1つ目の特徴は、
波形上の狙った位置に直接コメントができることです。これにより、具体的な修正指示を残すことができ、スレッド式の返信機能を使って、時間経過を管理することなく効果的にコミュニケーションができます。
2つ目の特徴は、
録り直しや修正版がバージョンとして保存される点です。これにより、過去のテイクに簡単にアクセスできるようになり、最新テイクの音源が必ずしも最善であるとは限らない現実に対応しています。これまでのようにファイル名の末尾をいじることなく、すっきりとした運用が可能です。
さらに、3つ目の特徴では、
BPMやキー、クレジット情報などのメタデータも一緒に管理されることが挙げられます。これにより、例えば楽曲を公開する際にも必要な情報が一目でわかります。
リリース機能の実装
制作が完了した楽曲は、そのままTrack Hub内で公開することも可能です。いわば、作品の製作と発表が一つのプラットフォームで完結することを目指しています。アーティストページでの情報発信も行えるため、制作した音源を多くの人に聴いてもらうチャンスが増えます。
こんな方におすすめ
このサービスは、作編曲家やトラックメーカーとボーカリスト間で遠隔地でのトラック受渡しや修正指示を行う方々、またはバンドメンバー間でラフミックスを共有してフィードバックを集めたい方に特に向いています。ミックスエンジニアやレコーディングエンジニアにとっても、このサービスは便利でしょう。
今後の展望
Track Hubの将来的なビジョンは、制作だけでなくアーティスト活動全般に関わるプラットフォームへと進化することです。ウエブサービスの一般的存在となることを目指して、今後は組織向けのアカウントや、活動基盤機能を追加する計画も進行中です。
リアラブル株式会社の代表、肥川成希氏は「音楽制作の煩雑さを解消したい」と語ります。今後のサービス展開をぜひ注目してみてはいかがでしょうか。Track Hubは、利用開始も簡単で、現在無料で提供されていますので、今日から試してみることができます。