アラン・シャーラー写真展『ONE OK ROCK / TIME TO REFLECT』が東京・京都で開催

アラン・シャーラー写真展『ONE OK ROCK / TIME TO REFLECT』

イギリスの写真家、アラン・シャーラーが手がけた写真展「ONE OK ROCK / TIME TO REFLECT」が、東京と京都のライカギャラリーで開催されます。彼の作品は、光と闇の相互作用をテーマにしたモノクローム写真で、視覚的な美しさだけでなく、深い思索を促す力を持っています。

## 現代モノクロ写真の巨匠
アラン・シャーラーは、光の中に潜む影の美しさを捉えることに情熱を傾けている現代モノクロ写真の先駆者です。彼の作品には、単なる視覚的ショックではなく、見る者に問いかけるような深い意味が込められています。その視点は、写真というメディアの本質に新たな角度から光を当てています。シャーラーの作品は、白と黒のコントラストを際立たせるだけでなく、見る者に内面的な探求を促し、静寂の中で詩的な感情を呼び起こします。

## ONE OK ROCKとのコラボレーション
ライカギャラリー東京で行われる「ONE OK ROCK」展では、今話題のロックバンドONE OK ROCKとのコラボによって生まれた、ライブパフォーマンスのオフショットや多彩な作品が展示されます。バンドの結成20周年を迎え、この特別な展覧会は、そのエネルギーと音楽の本質に新たな観点を加える貴重な機会です。

## 京都ギャラリーのテーマ「TIME TO REFLECT」
同時進行で開催される京都のライカギャラリーでは、アランが長年探求してきたテーマ「リフレクション」に焦点を当てた展示が行われます。水たまりや鏡、ガラスといった身近な素材を用いて、現実と幻想のあわいを探求し、抽象的な表現を通じて観る者に新たな視覚体験を提供します。

## アラン・シャーラーのプロフィール
アラン・シャーラーは1988年にロンドンで生まれ、現在も活動の拠点としています。彼は2015年に写真を始め、その後急速に評価を高め、国際的に知られる存在となりました。強いコントラストの作品と都市生活を捉えた鋭い視点が特色で、現代ストリートフォトの第一人者としての地位を築いています。また彼は「Street Photography International」の共同創設者でもあり、新進気鋭のストリートフォトグラファーを支援する活動にも積極的に関わっています。

松込スタイルの写真は、多数のファッションブランドやキャンペーンで使用され、高い評価を得ています。2017年には初めての個展を開催して以来、国内外で30回以上の個展を行っており、音楽業界でも多彩な経験を持つ彼の作品は、一貫して新しい視覚的アプローチを示しています。

## 展覧会詳細