若き才能、村越葵が2枚目のアルバム『Out of the Blue』をリリース

村越葵が贈る待望のセカンドアルバム『Out of the Blue』

サックス奏者の中でも特に注目を集めている村越葵が、新たなアルバム『Out of the Blue』を2025年8月6日にリリースすることが決まり、音楽ファンの期待が高まっています。彼は現在、名門バークリー音楽大学に在学中で、僅か19歳という若さでありながら多くの賞を受賞し、すでに国際的な舞台でも活躍しています。

村越は、これまでにも「超絶サックス・コンテスト2022アルト編」で3位入賞や、SAPPORO CITY JAZZのユースジャムセッションでのバークリーアワード受賞といった実績を持ち、中高生時代からその才能を遺憾なく発揮してきました。昨年にはファーストアルバム『BiCOLORE.』をTrilogicから発表し、注目を浴び、バークリー音楽大学のプレジデンシャル・スカラーシップ（学費などが全額免除）を受け留学。すでにグラミー賞受賞者のテリ・リン・キャリントンに抜擢され、国際的な音楽イベントでのパフォーマンスを経験しています。

アルバムの内容と参加ミュージシャン

新作『Out of the Blue』は、前作同様にプロデューサーとして小川悦司が参加しており、音楽的な深みを増しています。レコーディングには、友田ジュン、金子義浩、橋本現輝といった磨かれた仲間たちが集結し、素晴らしい演奏が期待されます。このアルバムには、村越自ら書き下ろしたタイトル曲『Out of the Blue』を含むオリジナル3曲、さらにグラミー受賞歴のあるロバート・グラスパー作の『Downtime』や、トランペット奏者ロイ・ハーグローブによる『Liquid Streets』といったカバー曲を交えた全8曲が収められています。特に、トランペット奏者マーキス・ヒルからの強い影響を受けた『Hill』は、村越の独自の視点を感じさせる一曲となるでしょう。

村越はアルバムに関して「『Out of the Blue』をリリースできることが嬉しいです。バークリーでの学びを、日本の素晴らしいチームと形にできました。多くの方に楽しんでいただければ幸いです。」とコメントしています。

リリースツアー情報

アルバム発売に伴い、村越葵は日本中を巡るリリースツアーも予定しており、2025年5月には全国各地でのライブ活動がスタートします。ツアーの初日は盛岡で行われ、その後も仙台や名古屋、大阪など多くの都市を巡ります。聴衆との距離が近いライブは、村越の魅力を直に感じる貴重なチャンスとなることでしょう。また、ツアーの最終日は彼の地元である北海道でのパフォーマンスが予定されており、地元ファンとの再会も見逃せません。

村越葵とは？

村越葵は2005年生まれ、北海道出身。8歳でサックスを始め、若いころから数々のコンテストで受賞歴を持ちます。また、アルゼンチンでの国際的なイベントへの出演も果たし、ソロ活動のみならずインストバンド「snack time」としても精力的に活動しています。今年もTrilogic Production,Inc.に席を置き、さらなる音楽の展開に期待が集まっています。

国内外での活躍を続け、ますます注目される若きサックス奏者、村越葵の新作アルバム『Out of the Blue』。彼の音楽がどのように進化するのか、ますます楽しみにしたいと思います。