渋谷慶一郎が高橋悠治のコンサート音源アルバムを発表
渋谷慶一郎が自身の音楽レーベルATAKから、高橋悠治のコンサート音源を収めたアルバムを2つリリースしました。今年の春にはこのニュースが音楽ファンの注目を集めました。これらのアルバムは、去年11月と今年4月に代官山のクラブヒルサイドで行われたコンサートのライブ音源が収録されており、ミックスダウンされたものです。
約20年ぶりの高橋悠治作品
高橋悠治の楽曲がATAKからリリースされるのは、実に20年ぶりになります。「ATAK007 yuji takahashi + keiichiro shibuya + maria」に次ぐ新作で、リスナーにとって特別な意味を持つ作品と言えるでしょう。また、アルバム『ATAK029 MULTIPLE Yuji Takahashi』には、著名な演奏家である菊地成孔、石上真由子、朝吹真理子が参加しており、これにより作品に新たな解釈と多様性が加わっています。
魅力的なコラボレーション
渋谷は、コンサートをプロデュースすることに際し、長年の交流を語ります。「悠治さんの音楽を知ったのは中学生の頃で、高校生になるとコンサートへの参加も増えていった。大学時代には実際にお話しする機会も持て、彼から音楽の本質を学びました」と述べています。
そんな自身が高橋悠治のコンサートをプロデュースする日が来るとは考えてもみなかったことに、渋谷は喜びを溢れさせています。「これが収められた音源が今回リリースされるわけですが、『ATAK028 Piano』には2000年から2010年にかけてのピアノソロ連作が、また『ATAK029 MULTIPLE』には、2010年から2020年の期間に書かれた曲を集めています。これを聴くことで、2030年の高橋悠治を期待して待つことにしましょう」と語ります。
アルバム詳細
- - ### 『ATAK028 Piano Yuji Takahashi』
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収録曲
1. Piano4 Automat in Suginami Ward
2. Piano3 for Thomas Schultz
3. Piano2 Shiranuhi
4. Piano
5. Improvisation for Piano Four Hands(渋谷慶一郎との連弾)
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プロデュースとクレジット
- プロデュース:渋谷慶一郎
- 録音:ZAK
- ミックス:米津裕二郎(青葉台スタジオ)
- - ### 『ATAK029 MULTIPLE Yuji Takahashi』
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収録曲
1. Basilic de Messine~星火
2. 網膜裂孔
3. BLUE
4. ゆく道は砂の流れ
5. Alamkala Improvisation
6. 水に走る影
7. 時
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プロデュースとクレジット
- プロデュース:渋谷慶一郎
- 録音:三住和彦(トーンマイスター)
- ミックス:米津裕二郎(青葉台スタジオ)
これらの作品は、既に音楽配信プラットフォームで聴くことができます。いずれも高橋悠治の多彩な音楽世界を楽しむため、ぜひ体験してみてください。
清水靖晃とのライブアルバム『FELT』も配信開始
さらに、渋谷は清水靖晃とのコラボレーションによるライブアルバム『FELT』も配信を開始しました。このアルバムは、2010年に東京芸術劇場で行われたコンサートの模様を収めており、全8曲がそろった充実の内容です。本作はリットーミュージックからリリースされ、当初は高音質サービスOTOTOYのみで配信されていましたが、16年後にストリーミングサービスでも楽しむことができるようになりました。
- Kiwa
- The Art of Fugue
- Cello Suite No. 2, Sarabande
このように、渋谷慶一郎の音楽界での活動は多岐にわたり、今後の音楽シーンに与える影響も計り知れません。これからも彼の新しい作品に目が離せません。