宇宙と音楽が交わる夢のコンサートへ200名の子どもを招待

2025年10月19日、宮城県多賀城市文化センターで「SPARKING CHOIR Million Stars! Million Dreams!」が開催されます。この特別な合唱コンサートでは、株式会社リブランが特別協力として200名の子どもたちを無料で招待します。県内の子どもたちが未来を切り拓く機会となるこのイベントに、音楽と宇宙の融合が期待されています。

イベント概要

イベントのテーマは「子ども」「宇宙」「音楽」です。合唱団『スパーキングクワイア』が主催し、宮城の子どもたちが未来へ向けて広がる可能性を感じさせる内容となっています。

特別展示としては、月面探査ロボット「Moonボット」の実物や、月面探査ローバー「YAOKI」の操縦体験、さらにはJAXAの月面着陸船「SLIM」の展示も行われます。これらの展示を通じて、宇宙科学に興味を持つきっかけにもなりそうです。

また、イベント中には宇宙開発に取り組む企業の紹介も行われ、吉田和哉教授（東北大学大学院）と佐々木綾子氏（認定NPO法人STORIA）が特別対談を行います。

リブランの思い

リブランの代表取締役社長、渡邊裕介氏は、今回の特別協賛の理由として、音楽を通じて未来を見据える子どもたちを支援したいという強い思いを語っています。「未来の子どもたちにできることは何か」と考え、その活動の一環として音楽の力を感じられるイベントに参加することを決めたそうです。

彼は「多賀城市から、宇宙に届く音楽を楽しみにしています」と話し、音楽が持つ力を改めて実感されています。

合唱団：スパーキングクワイアとは

『スパーキングクワイア』は、バリトン歌手の髙橋正典を中心に、塩竈や仙台、石巻、東京の6つの合唱団が合同で結成したグループです。この合唱団は、音楽家として活動する機会を持てるだけでなく、地域の声楽や合唱に対する興味を引き出す活動も行っています。

社員や入居者からなる「みんなの合唱団」も定期的にライブを開催し、自らの表現を高める場を提供しています。