アフィニスアンサンブル
2025-11-12 10:48:25

関西フィルと向山佳絵子が魅せる弦管アンサンブルの祭典

関西フィルと向山佳絵子が魅せる弦管アンサンブルの祭典



2026年3月28日、東京のサントリーホール・ブルーローズで「アフィニス アンサンブル セレクション(AES)2025」が開催されます。この公演は、公益財団法人アフィニス文化財団が主催し、日本のプロオーケストラに所属する楽団員による室内楽の魅力を存分に堪能できる貴重な機会です。

公演の前半では、《チェロ・クァルテット〜向山佳絵子を迎えて》が登場。向山佳絵子を筆頭に、東京都交響楽団の伊東裕、NHK交響楽団の市寛也、東京都交響楽団の森山涼介という4名の実力派チェリストたちが集まり、様々な作曲家による作品を演奏します。

プログラムには、クレンゲルの「4つの小品 Op.33」、タンスマンの「2つの楽章」、ジョンゲンの「2つの小品 Op.89」など、チェロの深みと美しさを感じられる楽曲がラインナップされています。各曲はチェロの特性を活かしつつ、それぞれの個性が煌めく内容となっています。

後半に登場するのは《関西フィル木管五重奏団》。この団体は関西フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによって構成されており、フルート、高音オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンといった多彩な管楽器が織り成す音色を楽しむことができます。

このセクションでは、ライヒャの「木管五重奏曲 変ホ長調 Op.88 No.2」、ツェムリンスキーの「ユモレスク」、セルヴァンスキーの「木管五重奏曲 第1番」が披露される予定。特にライヒャの作品は、木管楽器のアンサンブルの真髄を伝える楽曲として知られています。どの曲も技術的に高度でありながら、聴衆の心をつかむメロディが特徴です。

この一夜限りの公演は、弦楽器と管楽器それぞれの特色を生かした美しいアンサンブルが楽しめるコンサートです。音楽評論家兼作曲家であり、アフィニス文化財団の理事でもある野平多美氏が案内役を務め、楽曲やアンサンブルの背景についても深く解説してくれます。観客は演奏をより一層理解し、音楽に没入できることでしょう。

料金とチケット情報


一般料金は3,000円、学生は1,000円(24歳まで)です。学生証の提示が求められるため、若い音楽ファンもぜひ参加してほしいと思います。チケットの購入は、サントリーホールチケットセンター及び各種プレイガイドを通じて可能で、2025年11月12日から発売が開始されます。

終わりに


サントリーホールという素晴らしいロケーションで行われるこの公演は、音楽の尊さを再確認できる素晴らしい機会です。アフィニス文化財団は、音楽文化の振興を目指し、今後も多様な公演を支援し続けます。皆さんの参加を心よりお待ちしています。


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