フォレストデジタルがシリーズAで2.1億円を調達
イマーシブ・ライブビューイングプラットフォーム「URALAA」を展開するフォレストデジタル株式会社(本社:北海道十勝郡浦幌町、代表取締役CEO:辻木勇二)は、最近、シリーズAラウンドで総額2.1億円の資金調達を成功させたことを発表しました。このラウンドでは、XTech Venturesをリード投資家として、北洋銀行、札幌イノベーションファンド、みずほキャピタルが引受先として参加しています。
この資金調達は、フォレストデジタルの事業拡大を目的に行われ、元DAZN Japan EVPの山田学氏や、元クラシル社事業責任者の金子泰章氏が新たに経営メンバーとして参画しています。これにより、同社はさらなる成長を目指していく方針です。
世界的なイマーシブ体験のトレンド
今回のニュースは、日本国内でのイマーシブ体験市場の可能性を再確認させるものです。特に、イマーシブ体験においては、米国での成功事例が注目されています。最近、没入型施設「Cosm」がNBAやNFL、UFCと提携し、スポーツ観戦の新しい形を創出する動きが加速しています。ラスベガスの「Sphere」では、U2の公演が大成功を収め、Billboardでのレジデンシー収益記録を更新しています。
フォレストデジタルでは、2025年には日本初の花火大会や、大阪・関西万博でのサッカーのイマーシブ・ライブビューイングに成功した実績を持ち、今後の日本市場におけるイマーシブ体験の需要に応えることを目指しています。
資金調達の背景と用途
近年、スポーツやライブエンターテインメントの楽しみ方が「視聴」から「体験」へと変化しています。動画配信サービスの普及により、コンテンツをいつでも視聴できる環境は整いましたが、ファンが求めるのはその瞬間を仲間とともに体験し、感動を共有することです。この「体験経済」は、今後ますます成長するでしょう。特に2026年にはFIFAワールドカップや多数の国際イベントが迫っており、スポーツコンテンツに対する関心は高まっています。
フォレストデジタルは、今回調達した資金を以下の目的で利用する予定です:
- - URALAA事業の展開
- - コンテンツ連携の強化
- - プロダクトの開発
- - 体制の拡充
イマーシブ・ライブビューイングの実績
フォレストデジタルのイマーシブ・ライブビューイング「URALAA」は、実際の現場にいるかのような臨場感を提供します。過去には、北海道・十勝での「第73回 勝毎花火大会」において、DAZNの配信によるライブビューイングを成功させた実績があります。また、2025年には大阪・関西万博でDAZNとJリーグのコラボレーションイベントを予定しています。
投資家の期待とコメント
今回の資金調達に関して、XTech Venturesの高野峻氏は、辻木氏のビジョンとその実行力に強く共感していると述べています。またフォレストデジタルの進展により、リアルな体験を求める観客のニーズが満たされることを確信しています。
北海道銀行やみずほキャピタルなどの投資家たちも、この新たな試みが北海道の地域活性化に寄与することを期待しており、フォレストデジタルの成長を強力に支援する意向を示しています。
フォレストデジタルの将来
フォレストデジタルは、スポーツ観戦、音楽ライブ、アニメ、ゲームなどのコンテンツをより多くの人々に届け、新たな体験を提供することを目指しています。辻木CEOは、「テクノロジーは私たちを幸せにしているのか?」という問いに向き合い、これからも様々な挑戦を続ける意向を表明しています。私たちは、URALAAを通じて、新しい観戦体験を創造し、日本の文化を世界へ発信していくことを目指しています。
このように、フォレストデジタルは今後のイマーシブ体験市場でのリーダーシップを築いていくことが期待されています。