エルヴィス・プレスリーとのコラボでサンダーランドが新たな歴史を刻む
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルがイングランド・プレミアリーグのサンダーランドAFCとコラボレーションを発表し、その内容が話題を呼んでいます。新しいAWAYユニフォームは伝説的なシンガー、エルヴィス・プレスリーにインスパイアされたデザインで、2026-27シーズンにサンダーランドが着用する予定です。このユニフォームは、クラブにとって53年ぶりのUEFAヨーロッパリーグ出場を控えた記念すべきアイテムとなります。
エルヴィスとの歴史的なつながり
今回のコラボレーションは、エルヴィス・プレスリー財団およびオーセンティック・ブランズ・グループとの長期的なパートナーシップの一環として実施されます。エルヴィス・プレスリー(1935-1977)は、ロックンロールの巨星として知られ、当時の音楽シーンに革命をもたらしました。R&Bとカントリーを融合させた彼のスタイルは、分断された音楽文化をつなげ、ロックンロールを広める重要な役割を果たしました。
新しいユニフォームは、エルヴィスがデビューしたラジオ番組『ルイジアナ・ヘイライド』の時代を彷彿とさせるデザインで、彼の成功を物語るアイコニックなピンクとブラックの配色が特徴です。デザインには1950年代のモチーフを取り入れ、細やかなエンボス加工が施されています。また、随所に施された「SAFC」のディテールはサンダーランドの誇りを表現しています。
感動的な歌詞が刻まれたユニフォーム
ユニフォームの襟の内側には、クラブのエンブレムとともにエルヴィスのサイン、さらにはサンダーランドでアンセムとして歌われている名歌『Can't Help Falling in Love』からの歌詞が刻まれています。この曲は1977年にエルヴィスが急逝した直後の試合で、サポーターたちが彼を追悼する歌として歌い継がれるようになったもので、サンダーランドAFCにとって特別な意味を持つものです。この歌詞は、クラブを支えるファンへの敬意と感謝の気持ちを象徴しています。
限定ライフスタイルコレクションも展開
ユニフォームに加え、サンダーランドAFCは、エルヴィスにインスパイアされた限定ライフスタイル&ウォームアップ・コレクションも同時に展開します。このコレクションには、アルバム『ブルー・ハワイ』のジャケットや、映画『Can't Help Falling in Love』でのエルヴィスの衣装を取り入れたデザインのアイテムが含まれています。ジャケット、フーディー、Tシャツ、アクセサリーといった多彩な商品が展開され、ファンにとって見逃せないコレクションとなるでしょう。
海外展開とローンチイベント
さらに、イギリス国内での販売に加えて、この夏にはサンダーランドAFCがアメリカ合衆国でのプレシーズンツアーに合わせ、エルヴィス・プレスリーの元邸宅であるグレースランドや試合会場で商品を販売する予定です。特に、エルヴィスが『Can't Help Falling in Love With You』で生涯最後のパフォーマンスを締めくくった日、6月26日に公式ストアでローンチイベントを開催し、記念すべきピンクのキャデラックも展示される予定です。
クラブとサポーターの絆
サンダーランドAFCのCCO、スコット・マッカビン氏は、「サンダーランドAFCとエルヴィスの関係は、サッカー界において他に類を見ないものです。『Can't Help Falling in Love』は、この50年近くにわたり、クラブの最も記憶に残る瞬間に寄り添い、その思いはクラブとサポーターの絆を象徴しています。今回のコラボレーションは、そんな伝統を称える素晴らしい機会です」とコメントしています。
サンダーランドAFCとは
サンダーランドAFCは1879年に設立され、イングランド・タインアンドウィア州を本拠地とする歴史あるフットボールクラブです。近年は厳しい状況を乗り越え、クラブの舞台裏を描いたNetflixのドキュメンタリー『サンダーランド・ティル・アイ・ダイ』が注目を集めています。そして、2025-26シーズンには約9シーズンぶりにプレミアリーグに復帰し、現在はUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得しました。サンダーランドAFCの新たな挑戦とエルヴィス・プレスリーの伝説の融合は、サッカー界に新しい風を吹き込むことでしょう。